登山じゃないけど山恋しくて

山の登山口に来ています。





すこし涼しくなったんだから

登ればいいじゃないかって思われるかもしれないけど

先日打った2回目のワクチン接種後のけだるさがまだすこし残ってるんだよ。



2回目接種後の副反応で高い熱が出る事があるって聞いてビビって

カロナールやスポーツドリンクなどを準備して「かかって来いやっ」と

構えていたけどわたしは微熱ですみました。



でもこの微熱でもすべての遊びの欲求をかき消すくらい

ダルいのよ~。


かみさんから「大げさ」って言われても

キツイもんはきつい。


で、その熱も下がったもののまだ用心のためバイクも登山もせずに

車で山の中腹まで登って散歩してるってわけでございます。



やって来たのは下界より7度も涼しい

英彦山の豊前坊。


登山口に高住神社があるので

今日はその周辺を歩きたいと思います。




高住神社の長ーーい階段を登ると大きな天狗杉が出迎えてくれます。


その巨木に挨拶して進むと本殿。




本殿の前には苔がいっぱいの狛犬がいるよ。



可愛いじゃないか。



それと乳。




天満宮などにある撫で牛もあったけど

こんなホルスタインもいる神社でした。





神社に奉納される牛なので農耕の牛だとまだわかるけど

乳牛が神社にあると違和感あるな(笑)




銅製の撫で牛と同様にこの

ホルスタインも撫でて本殿で参拝。


最後の1礼を終えたら

境内をのんびり散策しますがやっぱりキノコが生えてるよ。




雨上がりのどこもかしこもキノコだらけって

わけじゃないけど標高が高いので

前回見つけたキノコとまた違う種類のキノコが生えてます。




グロテスクなキノコも多いけど

丸い傘をもつキノコって可愛いよね。



こうして脳内のキノコスイッチを入れて探してるため

ペットボトルの蓋でもキノコに見えちゃうのだけど

これもキノコかと思ってしまった ↓



たぶん樹の上から古くなって落ちてきた蜂の巣で

よく見ると極小サイズの巻貝が入ってる。


これは苔なのかキノコなのか? ↓



普段いかに無関心で歩いてたのかって思うくらい

見た事無い物がいっぱい。


真っ平なキノコ ↓



丸かった傘が開いた状態だと思うけど

キノコらしいキノコ。



キノコって美しいのね。


でも、



こんなお菓子ありそう。


最後は密集系 ↓



絵に書いたような「密」です。


神社から出て少し歩くと九州自然歩道の石畳の道。




ここの雰囲気大好きなんだよー。


石畳の周りは杉木立で囲まれていて

森の中はキノコじゃなく苔ワールド。



森の中のもう一つの森。


場所が違うと生えてる苔も違うので

同じ森は一つとしてないのです。


こちらはキリカブがラグーンのようになってる。



岩山に密林が茂る

南米の高地みたいだと想像を膨らませて楽しめます。



石畳の道の先はちょっとトレッキングコースらしくなるので

途中から歩きやすい車道にトラバース。



森の中より明るいため

道沿いにはフウロソウがいっぱい咲いています。



座って写真を撮ってるとハチが邪魔してきた。




待ってるとブルービーも来るかもしんないな。




わたしがよくブルービーを撮っていた場所も

草原じゃなくて森だったし、

ようするにシソ科や好きなサイズの花があればルリモンハナバチは

やって来てくれると思います。

(今年は宣言出ちゃったので阿蘇に青蜂を見にいけないままです)



ここから車に戻ってちょっと移動した先から

再び散歩を始めるのだけど英彦山にこんな池があったのね。




ちょっと神秘的。


それほど綺麗な池ではないけど

中にはアカハライモリもいっぱいいるし

もちろんカエルだって。



トノサマガエルだけど

手が届かない場所まで逃げられたので捕獲ならず。

(こいつは水の中に逃げるのでずるい)


と、今日は気が済んだので散歩はここまで。


車に戻りながら

何気なく歩道の脇の森側を見てると角が!



しかもワンセットで(笑)



両方同じ場所に落ちてるって珍しいと思うけど

もしかしたら骨部分もくっついてるので天に召された鹿が

残していったものかもしれない。



と、最後は鹿の角で終わった散歩ですが

帰りは飛び出してくる鹿に注意しながら下山して帰宅。



体調が戻ったところでまた秋雨前線で雨マークだらけになった

北部九州ですが早くバイクにまるっと1日乗りたーい。