9月に入って2回目のワクチン接種後の弱いながらも出た副反応の

影響もすっかりなくなったようなので

やっとツーリングに行けると思ったら

また傘マーク多目の予報が続く福岡県でございます。




そんなすっきりしない予報が並ぶ中に

平日のど真ん中にお日様マークがポツン。



平日ライダー緊急出動。

(※緊急=有給休暇)



行き先は前回同様宣言下のため県内限定ですが

朝倉方面の平野や山周辺を走ったので

今日は海が見たくてツーリングではあまり行くことはない

糸島半島を目指したと思います。



福岡まで一般道を使いますが

福岡都市高速を使うので今日の相棒は銀ガメ号さん。



のんびり家を出て一般道の峠を越えて来たので

都市高は朝の通勤ラッシュも終わっています。



都市高速の端っこから端っこまで乗って通行料の元取って

前原から白糸の滝を目指してみる。



すると自然の滝なのに緊急事態宣言で駐車スペースはおろか

滝を見る遊歩道さえ入れなくなっていたので

引き返して糸島半島側へ走って次に寄る予定だったスポットへ。



車両が行けるのはここまで。


銀ガメ号さんを停めて

まずは神様に挨拶を。



「神在神社」


最後の一礼を終えて顔を上げると・・・



目が合った。


うさ耳の猿?

(調べるとおさるのジョージって言うのがこれに似てた)


拝殿の階段を下りるため

足元を見るとまた目が合う。



カエルと(笑)



カエル好きにはカエルの方から近付くのね。

(このあと捕獲しようとしたらめっちゃ逃げたられたけど)



では本殿に挨拶も終えたので

車が入れない聖域へ歩いてまいりたいと思います。



途中ソーラーパネルの横を歩くので

雰囲気が壊れそうでしたが先で深い森に変わります。



木のトンネルの中を少し進むと到着。




神在神社の神石。





竹林の中にポツンと巨石が転がる不思議な光景。





見て気付いた人も多いと思うけど

あの鬼狩りのアニメで一時期人気のあった場所ですが

今はひっそりとしてて一人でゆっくりとパワースポットを堪能できます。





神石の前に立ち一礼し

大きく両手を広げ鼻から大きく息を吸い

口からゆっくりと吐く。




これを3度繰り返し

立ち去る前にもう一度神石に一礼し

神石のパワーを持ち帰ることができます。

(神在神社より)



ちなみにこの儀式をしてる間に

蚊に三ヶ所ほどやられたけどな(笑)



今さら遅いですがバイクに戻って

虫除け成分を混合したシャツクールスプレーを浴びて

まずは糸島半島を反時計周りに周る起点にある島へ。



「箱島」


とっても風光明媚な小さな島ですが

駐車場とか無いのでバイクでしか寄りにくい島なんです。




短いけど小さな橋で島に渡れるので

渡っちゃおう。





すっごく綺麗な風景なので

浮き浮きしちゃう。





浮いたまま鳥居を潜って

島に入ると頂上に祠があります。





メッシュジャケットの生地の隙間から

松の葉が刺さります。



箱島神社。



説明は無いけどきっと海の安全を見守ってくださってる

神様なのでしょう。



しっかり参拝して

小さな祠の裏に広がる海。





前回のツーリングは秋が混じるような日だったけど

今日は9割が「夏」って感じ。






でもこんな日向で遊べるのはそれだけ涼しくなってるって事だよね。


箱島からは半島を反時計回りに周るため

左手に海を見ながら走れる道を選びます。




たとえ主要道路から外れても

そのまま海沿いを走れる道を選んで走ってると

可愛いカフェが立ち並ぶ糸島の風景ではなく

元からあるようなのどかな路地に出ました。




個人的にこんな何気ない風景って大好物。


温暖なためかどの家も庭木が

ちょっと南国風。




つづけて志摩サンセットロード。





この辺まで来ると

海の色が劇的に綺麗になります。





カフェが乱立してるエリアでもないため

車も少なくすっごく好きな道なんです。





綺麗さは離島の海ほどでもないけど

街から近いことを考えるとこの海は福岡県の自慢でございます。





エンジンを止めると

潮騒とツクツクホウシの声。





9月なので泳いでる人もいないため

綺麗な海を独り占めでございます。





なんでしたらわたしがビキニ着て泳いであげたいくらい。



このシーサイドの道を進むと又一の塩田の駐車場で行き止まりに

なるんだけどここの海も綺麗なんだよね。




半島の先まで来ると前日が雨でも大きな河川もないため

海の透明度が違うよ。





透き通る海を眺めたら

もっと眺めれる場所に向かって移動。





突き出た岬をショートカットする林道に入って

峠の頂上でストップ。





ジャケットを脱いで

さぁ、登ろうではないかっ。




森林エリアから抜けるとこの急登に挑むことになるが

ひよってる奴なんかいないよな?



何度となく登ってる立石山に今日も

頑張って登ってやるだけだ。




しかし6月くらいから一回も登山してないので

めっちゃキツイ。

(ゲロ出そう)←きちゃなくてすみません



しかも登り始めてスグに低木帯に入るため見晴らしは良いものの

日影がないため暑いのよ。




響ブルーの青空がギラギラと

夏の日差しを浴びせてくれます。




ハァハァ・・・


もっと高い山にいくつも登ったのに

なにこのキツさ(汗)


暑さもあるけどやっぱり2ヶ月以上登山してないと

筋力もリセットされるみたいだ。


それでもなんとか見晴らしの良いピークに到着。



キャーーーー!



「立石山山頂」のちょっと下。


立石山からは

芥屋の大門の岩山が綺麗に見える絶景が広がる。



こんな絶景が見れる山で

「今日のランチはココとするっ」



呼吸が落ち着くまで数分まってから食べますが

やっぱり「うまーーい」




登ってる時は山が海風を遮ってたためか

ここは風が抜けてめっちゃ涼しい。





絶景ランチを堪能したら

飛びながらバイクまで戻って

上から見えていた芥屋の大門(けやのおおと)へ。





銀ガメ号さんを

芥屋の大門の近くに停めて歩きます。





芥屋の大門の岩山には登れないけど

海側にある鳥居の海岸から眺めれます。





こっちの海は砂浜じゃなく

ゴロタ石の海岸でちょっと荒々しいイメージ。




なので岩山を巡る遊覧船に乗ると波で大きな穴が開いてるのが見れます。

(それが大門と呼ぶ理由)




柱状節理の美しい岩山と

どこまでも青い海。





今日は立石山からもここからも

世界遺産の沖ノ島が見える眺めの良い日でした。





美しい玄界灘の海を堪能したら

次はちょっとカフェじゃないけど

糸島らしい場所へ向かいます。





前からあったのだけど

行くタイミングが無くてやっとこれた輸入雑貨の「DOVER」





荒れた倉庫を改装した

とってもわたし好みのショップなんでございます。





店内に入って撮影の許可をもらうと

さっそく店番の猫が。





寝たまま迎えてくれました。





店内は展示品なのか売り物なのか

区別がつかないまさに「雑貨」って感じですが

それがどれもセンスよく散りばめられてて素敵なんです。





屋根はオーナーさんとその仲間でトタンを貼ってるものの

蔦が伸びて室内にいながら外にいるような感覚になります。




落ち葉の掃除が大変らしい(笑)



それと見たかった絵画たち。




値札は付いてないけど

交渉で買えるみたいだよ。





観葉植物多目の部屋に

これらの絵画はぴったりな感じがします。





わたし何を描かれてるのかわからない抽象絵画は

あまり欲しいと思う事がないのだけどこのジェームス・ドーバーさんが描いた

絵はハワイらしい明るい色使いが凄く好きなの。


その中で一番欲しいのはこの絵 ↓



カラフルな人魚の絵だけどこれが大きいので

我が家にはこれを飾る壁がございません(笑)



でも家にこの絵があると明るくなりそうで

誰かわたしにプレゼントしてくれても良いですよ。


それだったら貼る場所の壁は何とかしますから。



ゆっくりと好きな絵を見せていただき

店番の猫にお礼を言って出ましょう。



入る時と同じく寝ながら見送られて

外のベンチでジドリ。




では糸島半島と言えばここって場所に行きましょう。



ちょうどDOVERから櫻井神社の前を通って

海へ出れる道があったのでそれを突き当りまで走ります。




もう何度も何度も来てる場所なので

いつもと違う場所と言うか走って来た道でゴールとします。





二見ヶ浦の鳥居と夫婦岩。



やっぱりここは平日でも人が途絶える事はなさそうなので

この1枚だけ撮って先へ。


海沿いを走ってると海釣り公園の桟橋が見え始めたら

糸島半島の終盤になります。



このまま今宿方面へ走るとまた車が多くなるので

その手前でストップ。




すぐ横にヤシの木ブランコなどがあって

人がいっぱいだけどここは貸し切り。




ずっと夏のような空だったけど

ちょっと秋を感じる雲が出始めました。



目的の糸島半島一周を終えたので

ここから交通量の少ない道で前原まで戻って

都市高速で帰る方向へ。




走りながら・・・

「そういえば来る時も停泊してたなー」



と急に思い出したので

東浜で都市高速を降りまーす。




銀ガメ号さんを停めて

誰もいないマリンメッセの前を歩いて

やっと女王様に会うことができました。




「新型高速船QUEEN BEETLE」



とっても珍しい三胴船という形状で

船内もJR九州らしく列車のななつ星と同等の豪華さを誇ります。




船体の下にトンネルみたいな空間があるのが面白いよね。



ただ現在は予定の博多~釜山の就航がストップしているため

遊覧運航はしてたものの

こうして停泊してる時間が長くなってしまっています。




島だらけの日本なので他の国内の島に行けばいいじゃないかと思うけど

これがまた大人の事情が多すぎてダメなんだろうね。



わたし巨大な豪華客船よりも

こっちに乗りたいのでいつか遊覧に応募してみたい。



なんたって見るからに速そうなデザインと

色が「赤」って言うのが素晴らしいじゃないですか。



きっとガンダムファンなら思ったはず・・・


逆襲のシャアでシャアが乗るレウルーラだって。




んじゃ、赤い女王様に会えたことだし

帰りますかぁ。




バイクまで以外と遠いんだよな(汗)

(銀ガメ号さんはあの建物の向こう側)


博多中央港からまた都市高速に乗ると

格安ルートで遊ぶ意味がないのでここから滅多に走らない

国道3号線で香椎を抜けます。



香椎を過ぎて新宮町に入ったらオール裏道。




古賀市の広域農道を走って

冷感バンダナを入れ替えるため西郷川花園に寄り道してみた。





すると9月の上旬なのにもうコスモスが満開だよ。





今年は彼岸花も早く咲く奴を見たし

コスモスも早く見れちゃう年なのか?




まぁ、秋に見るコスモスの方が

花の高さが同じで密な感じになる分だけ

綺麗に見えるかもしれないね。




もう西日が当たる時間だけど

まだ働き者のミツバチが残業して頑張っています。





ではわたしも働いてはないけど

頑張って帰りまーす。





陽が短くなったなー。



県内ツーリングだったので

今日の給油はガレージに帰る直前の1回のみ。



潮風に当たったので

隅々まで拭いてあげて今日のツーリングはおしまい。



陽が落ち始めると「秋だー」と感じる涼しさでしたが

まだ夏の余韻をいっぱい楽しめたツーリングでした。



では長らくの御乗車お疲れ様でした、

またの御乗車をお待ち申し上げます。



◆◇◆ Hibiki ◆◇◆



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