前回ひっさしぶりブリにマイナリストの御近所さんとツーリングして

今度は登山だねって言った公言通りに今日は登山でございます。



とは言ってもまだマニアックな趣味なため

ごく一部の方にお試しでお付き合いいただきました。




山に挑もうとする勇者はもちっこさんとトノジンとわたしの3人。


わたしは「明日山登りします」と言っただけで

本人たちの意思による参加でわたしはいっさい強制はしておりません。



トノジンは前日にバタバタと道具ワークマンでそろえた

登山初心者なのでレベル1(笑)

(トレキングポールはわたしが前に使っていたものを貸してます)



もちっこさんは英彦山は登ってるみたいなのでレベル2


わたしは一応数だけ39座登ってるのでレベル39ですが

実は一番先にへばるのだけどこの時はまだ上から目線で先輩風ふかしてます。



今日登る山はまだ宣言下なため

県内限定って事で糸島市と佐賀県の県境にある雷山で

糸島市の雷山千如寺大悲王院の下に登山者用の駐車場があるので

そこからスタート。




駐車場で登山靴に履き替えて道路をすこし登ると

登山口の分岐があるけど10mほどの間に同じ行き先の案内がある

入り口が2本あって悩む。



たまたま後ろから地元の登山のおじさんが来てたので

聞くと手前は林道を長々と歩く道で先の道が正解らしい。


一応登山用のアプリを起動させてるけど

聞いて良かった。




登り始めは3人とも元気100%なので

道沿いにある高山植物でもなんでもない普通の雑草を

撮ったりしながら登るのでぜんぜん前に進まねー。



雑草って言ってしまったけど

わたしこのミゾソバの花って咲く前は金平糖みたいだし

咲くと綺麗な星型になるのでめっちゃ好きなのよ。



登山道はしばらく沢沿いを登るルートになるけど

長雨で流されたのか沢を渡る橋が壊れてます。



するとさっき道を聞いたおじさんが先を歩いてて

丸太を沢に渡してくれていました。



とのじんを大学生と思ってたらしいので

きっともちっこさんを子供と思って橋を作ってくれたのでしょう(笑)


とのじんが初めての登山と言うと

この雷山は初心者にはちょっときついかもって言われたんだって。


たしかにネットでは初心者も楽しめる山って書かれてても

実際にわたしが登ると何度ゲ□をはきそうになった事か。



登山道は途中で林道をまたぐ箇所もあるけど

ショートカットするように急登を頑張ると滝の手前で道が2手に。



わたしは沢を渡る左の道をいって

レベル1とレベル2の人は右へ。



最後の大きな断差を登ると「清賀の滝」




わー、これは登った人しか見れない極上の滝だ。



だよねー?と聞こうとすると

二人はまだ手前の橋が渡れずモタモタしてました。



逃げ場がない泥濘の橋。

(バイクの時はぜったい通りたくない)



わたしは下で沢を渡ったので橋は渡らすに済んだけど

どうしても靴を汚したくないのか

器用な場所を歩いて渡るのを待って3人で滝見物。

(この出来事以降2人はわたしのルートを信じるようになりました)




すると先に着いていた丸太橋を渡してくれたおじさんが

登山はここからって言ってるよ。


まぁまぁ、きつかったけど

スタートラインに付いただけなのね。


雷山はあなどれん。





では滝みて鋭気を溜めたら

雷山山頂へ向けて霹靂一閃.





いきなり激坂。





そして大好きな木のトンネル。





わたしも初めて登る山なので

きついながらワクワクが止まりません。





大きな木があったり

滑落するとさよならする場所があったりと楽しい。





垂直な崖じゃないし木々に囲まれて恐怖感は無いけど

余所見してると登山口まで落ちれるんじゃないか?ってくらい

深い谷があるよ。





山を登りながらも西に移動するように進む登山道で

そろそろ休憩したいと思った頃に雷神社の上宮に到着。




雷神社上宮は祠があるだけでしたが

周りにはベンチも設置してくれてるのでここでリュックを下ろして休憩。



しっかり水分補給とハイチュウ舐めて

登山の続き。




しかしこの上宮からが雷山の核心部といえるような

急登の連続。




やばい、ほぼ3ヶ月ぶりの登山で筋肉もリセットされてるためか

もう足が終わりそう。

(実際終わった)



山頂が近付いてるのか大きな岩がゴロゴロと出始めるのと同時に

下草に笹が増え始めました。



わたしの少ない経験ですが

熊笹が道に出てくると山頂が近いイメージなので

もうひとふん張りか?


本当ならわたしが2人にもうちょっとだから頑張れって言うのが

流れなのでしょうが反対にわたしが言われとる(笑)



ハァハァ・・・

ハァハァ・・・



つ・・・





ついたーーー。





雷山山頂955m

登ったぞーーー。




リハビリ登山にしてはあとちょっとで千メートルの山は

きつかった。



でも久しぶりに踏む三角点は格別だ。





ではちょっと呼吸が収まるのを待って

楽しみにしてた山頂ランチだよー。





まぁ、いつものリュックの中で潰れても味が変わらない

おにぎりですが汗で塩分も出てるので何時も以上にうまーーーい。



3人で山頂から見える山々を望みながらランチをしてると

何時の間に?ってくらい人が多くなってきたよ。



そこそこ広い山頂でも

後から登って来た人が座る場所を探すくらいになったので

ササっと片付けて下山しましょう。



下るのは展望台のあるルートで

同じ道を使わないので楽しみ。




下り始めてスグはまだ熊笹が杉林を覆う

けっこう急な道を下るけど

登りのときに見た風景とはまったく違って面白い。





360度の杉林に囲まれた森で

登山道を示すピンクのリボンと間伐予定の目印のリボンを間違えないように

ゆっくり下ってるとまた見つけてしまった。


手に持ってるストックを投げ捨てて捕獲。



ヤマアカガエル。


ジャンプ力が凄いので

捕獲が難しいけどカエルを捕まえる体力はまだ残ってる。



山の可愛い住民と触れ合いつつ

さらに山を下るといきなり視界が開ける。




野焼きする場所でもないのに

広大な草原が広がる不思議なところ。




たぶんここが雷山スキー場の跡だと思います。


避難小屋の案内があるのは

その売店の跡地の建物のことらしい。


山の北斜面になるので

冬は雪が積もりそうな場所だもんね。




層々岐野と言う草原地帯から

雷山大展望台方面へ。




アザミやノコンギクの花畑を歩く。





途中でめったに見ないイシガケチョウやアサギマダラを追いかけたりしてると

雷山大展望台に到着。




ハングライダーの発進地だと思うけど

糸島半島方面が一望できます。




離陸用のデッキに座って

「ヒァッポーーー」




秋の天気らしく空もようがコロコロ変わって曇ってしまっていますが

それでも高いところからの眺めは最高。




[響:ローバーの登山靴][もちっこ:派手な登山靴][とのじん:ワークマン.高撥水シューズアーバンハイク]


ちなみにトノジンの靴は昨日買ったばかりのワークマンのシューズは

まだ下山終えてないのに靴底が減ってツルツルになってたよ(笑)


1900円とさすがワークマンはコスパが最強と思ってたけど

1日の登山で靴底が終わるのはダメだよ。


是非改善してください。




ではここからしばらく浮いて下山しようと思います。




大展望台から

スマホで下山ルートを確認するとしばらく廃道のような

林道になるみたい。





ずーーっと車も通ってないようで

3人でここはモンキーでも嫌だとか

これくらいなら走れるとかどーでも良い会話をしながら下る。





しかし急登な登山道とは違い楽だけど

林道だとクネクネと延々歩くことになるので途中から

飽きてくるぞ。



途中に数ヶ所ショートカットする山道があったけど

すでに足が終わってるので急な断差がきついためそのまま林道で

下って雷神社に到着。




順番が逆だけど登るときに休憩した雷神社上宮の本宮になり

読み方は「いかづちじんじゃ」とちょっとカッコいい名前。




上宮は石の祠だけだったけど

ここは歴史がありそうな拝殿があります。


それとでっかい観音杉と呼ばれる2本の巨木も。



巨木のパワーを分けてもらって

そのまま参道を下ると登山道につながり

登る時に通った道と合流後駐車場へ。



雷山を大きく時計回りに回ったルートで

久しぶりのガッツリ登山は終了。





おしゃべりしながらダラダラ登ったこともあるけど

6時間半の登山は自信を持って「ガッツリ登山」と言える登山になりました。



二人の下山時の感想は「帰りがバイクじゃなくてよかった」



駐車場で靴を履き替えて

帰り道の久山町で天ぷら定食を食べ帰って解散。


いつも一人で折れそうな心を自分で支えながらの登山でしたが

「頑張れ」「もうちょっと」と声が掛けられる事がどんなに

力になるかって思い知った登山でした。





では「いつか目指すぞ北アルプス連峰」を合言葉に

次回の登山も頑張ろう。



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