氷結&氷瀑シリーズ第3弾。






寒くて天気もパっとしないような日は

寒いからこそ楽しめる場所へ行きたいと思い

ご近所さんを誘って山登りしま~す。




平日だけど

たまたまこうさんが有給を取ってたので

もちっこさんと3人で福岡県の宇美町にある難所ヶ滝を目指してみました。



この難所ヶ滝は県内で一番登山客が多い

宝満山山系にあるので週末は駐車場が満車になるため

平日の寒い日を狙って来ようと考えてた場所なんです。

(今日のウエアはこうさんが一番目立ってるのでくやしい)




昭和の森の駐車場を8:30にスタート。



わたしは宝満山を太宰府側からしか登った事がないので

未知のルートなんだけど2人は8年前くらいに来た事があるらしいので

ルートは任せれそう。





登山口に入ってすぐ寒々しい色のダムを見ながら歩きますが

真冬装備じゃ暑くなったのでまだ10分も歩いてないけど

脱ぎます。




気温一桁でも登山するとポカポカするので

汗で冷やさないためにもこまめな調節が肝心。


モコモコから解放されて

先へ進むと綺麗な杉林の中へ。




ずっとこんな道だと楽なんだろうけど

やっぱりそんな上手い話はねーよ。




登山らしい道に豹変。



けっこう鬱蒼とした森に入るため

山道沿いの苔も美しくなりました。




登山客が多いはずなんだけど

一人じゃ寂しい道かも。



3人でどーでも良い話題でガヤガヤと

しゃべりながら登ってるとこの山で最初の雪 ↓




スマホもプロトレック(腕時計)も高度を見れるのに

見るの忘れちゃったけどたぶん7合目くらいまで登ったくらいで

雪が増え始めました。




でも積もると言っても

こうして猫の絵を描けるくらいの量だけどね。



宝満山に登るときも思ったけど

やっぱりこの山系はキツイ。



今日は山頂じゃなく山頂の下にある滝がゴールなんだけど

すでに足がパンパンになってきた。



登りっぱなしでまだ起伏の変化があるくじゅう連山の方が

楽かもしれないとか思っちゃう場面もあったけど

ようやく難所ヶ滝の下にある「小つらら」と呼ばれてる小さな滝に到着。



崖の広い範囲が滝になってるけど

水量が元から無い場所なので氷柱も可愛い。



今日は凍った滝を見る企画で誘ったため

ここに登ってくるまで氷柱が5本以下だったら誘ったお詫びに

ランチを奢るって言ってたのでこれで奢らずにすみそうだ。





本命の滝じゃないけど

誰もいないし近くまで登れるので

氷柱見学開始。




雪も薄いし凍結してる部分も一部だけなので

アイゼン無しで登れます。



近付くと小規模ながら

すっごく綺麗な氷柱がいっぱい。




横に長い滝なので氷柱の暖簾みたいだ。





端の方の氷柱は1滴1滴がゆっくり凍ったためか

びっくりするくらい透明な氷柱が出来ていました。





綺麗と思う前に「美味しそう」と思ってしまった

2人。


(自己責任で舐めてください)


滝の下に落ちてる氷柱がいっぱいあるので

それを舐めてみたけど冷たいだけだったよ(笑)


小つららを堪能したら

最後の急登を頑張るとゴールの「難所ヶ滝」



ヒャーー。


わたしの目論見通りしっかり凍ってくれていました。


ベストな状態ではないけど

アイゼン無しで登れる状況の中では最高の凍り方じゃないかと思います。




さきほどの小つららと違いこっちは

通常の季節でもしっかり「滝」なのでそれが凍るって

どんだけ寒いんだって思っちゃう。





前に行った英彦山の四王寺滝は午後だったため

バンバン氷柱が落ちて危なくて近づけなかったけど

まだ午前中なためがっちりと凍ってくれています。





たまに陽が射すけど滝は常時日影になる角度のため

こうして凍ることが出来るんだろうね。





普通の滝としてみても

落差もあって立派な滝です。




JIS規格のもちっこさんで比較すると大きさがわかるかな?



写真を撮るとどの写真も

スローシャッターで撮った滝のように見える

今しか見れない滝を堪能。




では、ちょっと滝の横の高台に陣取って

雪見大福(滝見大福)をいただきま~す。




うま~い!


今日はタイムスケジュール的にランチタイムより早くゴールできそうだったので

ランチは下山して食べる計画だったけどおやつだけは忘れずに持って来ました。


珈琲を沸かすスペースが無いので

食べるだけだったけど食べてると丁度グループ同士がガチ合ってしまったのか

いままで見たことが無いくらい密になっとる。




メジャーなくじゅう連山でもこんなに密になった瞬間は無かったぞ。



わたしたちは少し離れた場所から

高見の見物でしたが山頂を目指す人もここで写真とかを撮るので

ますます混む感じ。



しばらく眺めてるとみんな散っちゃったので

滝で集合。




んじゃ、下るよ。





部分的にガチガチになってる場所があるので

下りが怖い。



下りはロープ頼りに慎重に下って

後は元来た道を戻るだけなので楽ちん。




滝の周辺は落葉樹だったけど

中腹まで下ると常緑樹の樹林帯に入るため

1月だけど緑が多いと寒さをあまり感じない。





再び美しい杉林の中。





このまま下るとゴールなんだけど

途中からキャンプ場に上がる分岐があるので

キャンプ場を通ってみることに。





コロナでキャンプ人気があがってどこも混雑してるらしいけど

平日なので2組くらいしか見ない静かなキャンプ場でした。



そのキャンプ場の上の公園のベンチで珈琲タイムだよ。




おやつの残りもあるもで

のんびりとスイーツとホットな珈琲で過ごす昼下がり。





そこそこハードなトレッキングだったので

このまま動きたくない。





ぼちぼちと片付けて

下山を開始しようとしてると目の前をキミドリ色の鳩が

横切った。



「アオバトだ」


こうさんともちっこさんにアオバトだよ

こっちではあまり見ないから貴重だぞって言っても

「鳩」なのであまりテンションが上がらないらしい(笑)


枝に留まってるけど枝の影で色がよく判らないので

スマホで検索して綺麗な色のアオバトの写真を見せると

真剣に写真を撮り始めるもちっこ。


その一枚がコレ ↓



それほど望遠がきかない標準レンズだけど

アオバトって判るくらいには撮れてるね。



このアオバトも飛ぶキャンプ場の上の公園には

こんな長いローラー滑り台もありました。




錆びて遊べないようになってたのは残念。


公園からはショートカットして斜面を下ったまでは良かったのだけど

行き先の看板の字が完全に消えてて戻れるかどうか不明な道を進む羽目に。


結果ショートカット大成功でしたが

誰もわたしにお礼を言ってくれない(笑)



もっと俺を崇めたてまつれ。


そして昭和の森の駐車場でゴール。




お疲れ様ー。





わたしはわたしの車で乗り合わせて来てるため

帰りの運転もありますが帰りは久山町の「天ぷらひらお」で天ぷらをたらふく食べて

燃やしたカロリーをリセットして今日の登山はおしまい。



ではまた次の頂で会いましょう。




 
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