レポが溜まってるものの

マイペースで書いてるため季節がずれてますが

どうぞ暖かい気持ちで御乗車くださいますようお願いします。



では11月の2週目の週末の早朝。




たぶん朝日が昇る前に家を出るツーリングは

年内でこれが最後になるかと思います。



だって寒いもん。



朝の放射冷却で田んぼから湯気が出てるので

たまに釣りに行ってる池の寄れば気嵐でも見れるかもって

思って来てみたけどただの薄暗い池状態だったわ(汗)



でも大任の道の駅のコスモスは朝靄の中で綺麗でした。




正直、花はもう半分萎れてる終盤の状態でしたが

朝霧の中だとすっごく綺麗にみれました。

(誤魔化せたとも言う)





朝露の水滴が朝日を浴びて

透き通って見えます。





いっぱいのコスモスに混じって数輪のひまわりも咲いていますが

流石に10月の初旬から咲いてたくらいなのでちょっと元気がない。





今日は絶対天気がいいから萎れずに

頑張って咲き続けてください。






周りがまだキーンとした冷たい空気に包まれてるものの

オレンジに染まるコスモス畑で心はほっこり。





ジャケットのファスナーをしっかり上まで上げて

茜ちゃんのグリップヒーターをONにしたまま

英彦山越えのルートへ向かいます。





前日の雨で道はすこ~し湿ってるけど

紅葉はどうかな~?って思いながら走ってると

豊前坊の駐車場は予想通りめっちゃ綺麗でした。





前日が雨だったので

まだ落葉した葉が赤いままの良い状態です。





上も下も赤く染まる九州の秋。





茜ちゃんの赤色も風景に溶け込んでて

ヨキ#59116;





英彦山はこの週が紅葉のベストなので

登山客の車がどんどん入って来ます。

(観光客はまだすくない時間)



わたしは冬枯れして見晴が良くなる頃に

登山してみようかな?



登山客の車と入れ替わるように豊前坊を後にして

野峠を下ってると霧の中に突入。




濃霧だとヘルメットのシールドに水滴がついて

めっちゃ見難いので嫌いなんだけど

それほど濃くなることなくしかも山の風景が幻想的でした。





早起きしてからもう随分と時間が経ってるけど

山の上はまだ早朝のままの雰囲気です。





うっすらとベールをかぶったような風景の中を

突き進むと青空になりました。





山国町へ下ったところで

今日は紅葉がお目当てなので猿飛千坪峡に寄りま~す。





楓が数本あるだけで紅葉としてはそれほどインパクトのある

場所ではないけど渓谷が美しいの。





何気に吊り橋からの風景より

吊り橋の上が綺麗でした。





恵みの雨で綺麗に落葉しています。




下の川の底も落葉した葉で

オレンジ色だ。




山国川が岩盤を削ってできた綺麗な景観の中に

案山子がいっぱい。




いろんなイベントが中止になってるけど

ここの案山子祭りは開催してるみたい。





普通はこの年に流行ったネタの案山子が多いけど

ここは子供の案山子だけと言うコンセプトみたい。





わたしも混ざって遊んでみました。



この案山子に囲まれながら

すこし上流側へ行ってみるとここも綺麗。




他に観光客も来ない時間なので

ゆっくりと渓谷美を堪能できました。





次はこの美しい猿飛千壺峡から

すこし下流に移動したところにある「魔林峡」





ここも落葉した赤い葉が

岩肌に溜まって秋らしい風景になってるよ。





先に見えるアーチ橋と渓谷のマッチングが素敵過ぎ。





こんな九州が好きになる景色を楽しんでると

ドドドドドと低いエンジン音がすぐ上で停まった。



渓谷から道路に戻って見ると

初めて見るけど見た事のあるバイクが停まっとる。




銀ガメ号もそうだけど

このバイクらしいネオクラッシクスタイルは私の大好きな形なの。





その青いトライアンフ・ストリートツインと茜ちゃんを

並べます。



「お久しぶりです」

「走ってると見た事あるモンキーが停まってたんで」



と、YAMAKUNIさんが茜ちゃんを見付けて

停まってくれました。




前に一緒に走った時はGSR750だったけど

このストリートツインに乗り換えたんだよ。



わたしもGSR750からRnineTに乗り換えたので

GSR750に乗ると2気筒のネオレトロ系に乗り換える傾向があるのか?(笑)



どこか綺麗なところにバイクを並べて撮影しようって話になったけど

ここに来るまでバイクを停めて撮ったのは英彦山だし

YAMAKUNIさんも途中には無いって事で結局わたしが魔林峡を

極力歩かずに見れる狭い隙間に停めたところに2台を並べて撮影(笑)




せっかくこうして再会したのだけど

わたしとYAMAKUNIさんは行く方向が真反対(笑)



YAMAKUNIさんも適当に走りながら綺麗な紅葉をロケハンする

目的らしいのでそれぞれ分かれて気ままな方向へ。



これも自由なバイクの楽しみ方。




YAMAKUNIさんと別れてからは

k43で立羽田の景を眺めながら玖珠方面。



県道から裏道で玖珠に抜けてると途中にある

神社の前が黄色い絨毯になっていました。




広くはないけど

前日に落ちたばかりの葉はまだ綺麗な黄色のまま。





その綺麗な絨毯の先には大好きな隧道があります。





何度か来てるので本日の「隧道が好きだ」にはカウントしないけど

やっぱりかっこいい。





玖珠の城下町を抜けて大岩扇山の裾野を走る広域農道。



暫く走ると道はコナラの森の中。




綺麗な紅葉とかではないけど

このすこし地味~な色が好きなんだよね~。





それほど長くはない広域農道を堪能したら

竜門の滝の看板が出てきたので予定には入って無いけど

寄ってみる事にしましょう。





夏場は水遊びする車でいっぱいの駐車場の

一番滝に近いポールポジションに茜ちゃんと停めて遊歩道を歩きます。



200mほど歩くと「竜門の滝」




紅葉シーズンに来るのは初めてだけど

綺麗じゃないか。



今年は紅葉の当たりの年なので

特に綺麗なのかもしれない。





滝を囲む山も色彩にあふれています。





滝の周りに落葉樹が少ないのが残念だけど

道すがらとはいえ寄って見て良かった。



竜門の滝に寄り道したけど

寄って見る予定だった場所はすぐ近くでした。



恐竜。


茜ちゃんが飲み込まれそう。




恐竜のゴンの像らしいけど

こなんに怖かったっけ?




色と目つきが違うのか?





どっちにしても見た事ないけどな(笑)



竜門の滝から近いだけあって

周りはこんな風景です ↓




どうしてこんな長閑な場所にゴンの像があるのか

謎だけどこれも九州の楽しい謎と言えるでしょう。




実際にいてもこの大きさだと

怖い顔してても怖くない。



ここからは湯布院の南の庄内町方面へ向かうため

R210へ。




週末と言うこともあって水分峠から湯布院方面が渋滞したため

やまなみハイウェイから山下湖を抜けるルートに変更。



その山下湖。



ウヒョーってほどの絶景ではないものの

景色が良いので途中で買ったパンで

「今日のランチはココとするっ」



美味しい!



けどたまに湖面を抜けて吹いてくる風が寒い(笑)




湖には水鳥の鳴き声がいっぱいしてるけど

広いし遠いので何が渡って来てるのかわかんないな





杉の植林エリアが無ければもっと綺麗だったかもって思う景色。


自然がいっぱいの九州ですが

人の手がまったく入ってないエリアも少ないと言う事も九州の特徴かな。



山下湖でランチを食べたら

k537と言う三桁の500番台と言う林道から

湯平温泉に抜けてロックンロード。




夏に来た時はまだ災害で通行止だったけど

全線開通してました。



この通称ロンクンロードと呼ばれる広域農道を

終点まで走るとほどなく到着。




滝の看板の前で入り口はどこかな?と

茜ちゃんを停めてキョロキョロしてると滝の入口にある民家の御主人が

「バイクなら先まで行けるよ」と言ってくれたので

ガタガタ道へ入って行くと20mくらいで終わった(笑)



表の道路の脇に停めて歩いても変わんないけど

やっぱり九州の人は親切だな~って思いながら

ここからは歩いて渓谷へ下ります。



あまり人が来ない滝で

しかもジメジメしててすこし心細いかも。



滑らないように注意して渓谷へ下ると

滝の音も大きくなったところに本日の「隧道が好きだ」




龍門と言う名前の付いたトンネルがあるんです。



トンネルと言うか

穴ですけど・・・




たぶん滝を見るためだけに掘られたトンネルで

腰が悪い人はつらい大きさだよ。





頭をぶつけないように中腰でトンネルを抜けると

目の前に滝。





大きな滝ではないけど

由布川渓谷と同じ地質の地形の中の滝なので

雰囲気は似てる。





二本の滝が同じ滝壺で合流する滝で

激しさはない代わりに飛沫も飛び散らない優しい滝と言う印象。





すっごく狭いので2人以上では同時に見れないかも。




トンネルがある以外は普通の滝だけど

トンネルから滝が見れるというがいい。




九州のいいところにまた一個行くことができました。



滝からはまたジメジメの斜面を登って

茜ちゃんまで戻ったらさらに南下。





今市のR442に出てすこし走った先から路地に入ると

目的地に到着。




当石合地区と言う場所で

もう休耕田になってる棚田の中にポツンと建つ鳥居から

急な階段で森の中に入ると「高岩神社」




神社自体は村の鎮守様のようなよく見る拝殿をもつ神社ですが

境内にはでっかいトチノキがあるんです。





拝殿の真横に立つトチノキが御神木で

幹周は7mで樹高は35mという立派な樹。





その御神木の他にも大きなトチノキが2本立っていて

境内全部がパワースポットのように感じる場所でした。



本殿にしっかりツーリングの安全と

疫病退散を御願いして御神木からは

帰りのエネルギーを分けてもらいます。



御神木パワー120%充填。


元気をもらったので本来はそのまま帰る予定でしたが

竹田の方まで足を延ばして知る人は知ってる場所に寄り道。



あのファンならこれがなんだかすぐにわかるはず。


バイクがカブなら荷台に積みたいけど

落として車に踏まれたりするからな~。



んじゃ帰ろう。



瀬の本経由と迷ったけど

来た道を戻って庄内まで戻って来たところで

デザートタイムにします。





近くを通ったら素通りできない梨ソフト。



ペロっと食べたら

k52で城島高原まで出て

由布岳と鶴見岳の間を抜ける林道。




k616に出たところからすぐに脇道に入ると

わたしの好きな鶴見岳の裏の内山の裾野に広がる大草原。





立ち入れないけどススキじゃなくて

笹の草原が広がる好きな場所。





西日を浴びる山を眺めながら

安心院(あじむ)へ抜けます。





R500で宇佐まで戻って一気にアグリラインで帰還。

(※情報:アグリランの畑冷泉からのT字路で一旦停止取り締まりあり)





空いてる道を選んだり運よく前の車が避けてくれたりして

まだ道が見える明るさの時間に戻ることができました。





いつもの河川敷で迎えるマジックアワー。



ブログのヘッダー写真と同じ場所で同じように撮ってみたけど

ちょっとポーズが違ってた(笑)



近所で給油を済ませてガレージに茜ちゃんを入れて

本日の紅葉巡りツーリングはおしまい。



有名な紅葉スポットには一か所も行ってない割には

九州の魅力を伝えれたんじゃないかな?と思ったツーリングでした。



では寒くなってまいりましたが

まだラストランではないので次回の御乗車も

お待ち申し上げます。




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