すっかり更新するのが遅れて

11月ど真ん中の週末の事。





本当は週末に有給を使って連休にして

広島や岡山の紅葉を見るツーリングを計画してたのだけど

朝の中国自動車道の極寒に耐えれるか自信が無かったため

前回の大島であらかぶのバス停を見るツーリングと今日のツーリングの2回に分けて

お手軽日帰りツーリングになっちゃいました。



まぁ、ホテルの予約とかルート設定とかが

面倒になったという事もあるしGoToで人が多い所も

避けようという理由もちょっぴり。




1泊で紅葉ツーリングを断念したものの

九州の紅葉も平地まで降りて来たので綺麗な場所を探す

楽しいツーリングの始まりだよ~。



行先は菊池近辺まで行って見ようと思うので

日田を抜けてファームロードの途中から

松原ダムに抜ける県道を抜けますがその途中にある隧道。




普段はただ通過するだけだったけど

しっかり停まって本日の「隧道が好きだ」





k12の出口と言う地名の場所にある短い隧道だけど

削られた岩肌がそのまんまの隧道です。



天井の古墳の壁画みたいなマークは

修復予定の印かな?




あまりに短いので照明も何もない隧道を

楽しんだら松原ダムに出てさらに

一段上にある下筌ダムへ。




上にあるのに名前が下筌ダムの周りの紅葉が綺麗だったので

ちょっと寄り道してみま~す。





ダムを渡る橋があるのだけど

その上から見る風景が好きなんです。





知らない間にフェンスが設置されて

一番いいアングルで見れなくなっちゃってましたが

とっても綺麗。





う~ん、ヨキかな。





この時期にしては珍しく満水で

土の部分が見えないため増し増しで良い感じ。





相変わらず植林が多いので

緑が多いけどこれも九州の紅葉。





ダム湖の紅葉を楽しんだら

R442で中津江村まで行ってk9へ。





山の中を走る道なので

道すがらに見える紅葉も楽しめます。





自然林の中にポツンとメタセコイヤの森があったり

ずっと同じところを走ってるような

変わらない風景が続いてたり。





変わらないと思ってたら

パっと空が広くなったり。





道が峠を越えて下り始めたな~と思ったら

耶馬溪みたいな場所があったり。





猿とかが飛び出てもおかしくないような

山しかない風景だったり。





そしたら急に駐車場があってバイクを停めて

歩くと吊り橋があったり。





はい!

たりたりうるせ~なって思われそうなところで

目的地の矢岳渓谷に到着だよ。





キャンプ場のある渓谷なので

渓谷沿いを歩くことができます。



初めて来たんだけど

わたしの中で「渓谷」と名がつくところは

ぜったい紅葉が綺麗だと勝手に決めつけてやってきましたが・・・



ほら~!





めっちゃ綺麗だっただろ?





せせらぎの音を聞きながら

紅葉を愛でれる素敵なところでした。




小さいけど上内田川という川が流れてて

落ち葉が流れていくのを眺めれるとっても風流なひと時を過ごせます。




絶景の滝とかないけど

誰も居ないのでゆっくり。





岩に張り付いた楓の葉が良い。





大きなキャンプ場で下流側の岳間渓谷と一緒になってるので

すこし下流の方も散策。





積もった落ち葉がサクサクと音を立てて

すっごく心地いい。





川に沿って下って見ると

ちょっと綺麗な淵もありました。




水の透明度が高いので

底の葉っぱもくっきり見えます。




身も心も澄んだ水で洗った気分になったら

遊歩道を別ルートで戻りましょう。





サクサク音をたてて階段を上がってると

自然と芽吹いた小さな楓の苗木も紅葉していました。





全部で葉っぱが4枚しかない可愛い楓の赤ちゃん。


こうして矢岳渓谷の紅葉を満喫。



歩いてると数組の紅葉狩りの人が来たけど

たぶんほとんど地元の人って感じの隠れた名所でした。



駐車場で待ってる茜ちゃんまで戻って

k9を引き続き下ります。




道がすっごく綺麗になったところから

脇道に入ると番所の棚田。




もう私のツボにはまるほど大好きな里山の風景でございます。





大規模な棚田じゃないけど

密に組まれた石垣の風情がたまらん。





あえて地形に逆らわずに

クネクネのまんまの農道が素敵じゃないか。





たぶん蛇とかがいっぱい棲んでそうな

石垣を愛でながら元のk9に戻って先へ。





バイク乗りでよかったと思う道。





好きな曲を聴きながらこんな道を走ってると

先ほどの棚田から続く田んぼの中に気になる神社を発見!



ちょっとUターンして狭い畦道で向かってみました。





「阿蘇一之宮」




と、鳥居に書かれてる。


阿蘇神社の分社かな?



わたしが気になったのは

森の中にチラっと見えたこれ ↓



楼門好きなら寄らねば。


彫刻とかないけど楼門って言ってもいいよね?




お寺だったら仁王門と呼んでも良いような

小さな門の先に拝殿がある村の守り神って感じ。





面白いお顔の狛犬さんにも挨拶をして

次の目的地へ。





k9をすこし走って

相良の方へ曲がると本来行く予定だった神社に到着です。





「吾平阿蘇神社」





わたしが目的地にしただけあって

ちゃんと楼門がある神社でございます。




さっきの阿蘇一之宮の楼門よりちょっぴり豪華な楼門。


ここも仁王門と呼びたくなるシンプルな

楼門だけど中には神社らしく狛犬が鎮座されていました。




とっても古そうな狛犬ですが

木造なのがヨキ。





仁王門チックな楼門から想像できてたけど

拝殿もとっても素朴。




きちんと自己紹介と祈願を済ませて

お腹が空いたので歩いてすぐ隣にある相良観音の参道に並ぶ

お土産屋さんへ。




ここでくりまんじゅうを買います。


バラ売りが無くて6個入り。




このくりまんじゅうを今参拝した吾平阿蘇神社の階段に座って

頂くよ。





蒸した生地の中に餡と栗が入ってて

まんじゅうの底に貼られていたニッキの葉の香りがする

独特のまんじゅうでした。



わたしも好きだけどどちらかと言うとわたしの

両親が好きそうな饅頭だったので

3個食べて残りはお土産で持って帰ります。



あ、小腹を満たすだけのつもりが

3個も食べちゃったのでこれがランチになっちゃった。






くりまんじゅうでランチを済ませたら

菊池市街地で給油を済ませて再び山の中へ。





ナビに遠回りをさせられつつ

龍門ダムの下。





そしてダムの横。





そしてダムの上。





この龍門ダム沿いの道を走りながら

ここかな?って思う広場に入ってみます。




アレ?

ここじゃないみたい。



すっごく近くまで来てるはずだけど・・・



あ、一段下に有ったわ。



今日も「H」マークに誘われてやってきた

「響ホイホイ」
(※ゆきちさん命名)




こんなに大きくHibikiって書かれてたら

行かないわけにはいきません。





ホイホイされて気がすんだので

そろそろ帰る方向に向かいましょう。





R387で日田に戻るルートを走ってると

近くに寄りやすい滝があるので寄ってみました。




「産さん滝」


すごく美しい滝なんだけど

滝が見れるアングルがここしか無いのが惜しい。



滝はすこしばかり残念だけど

この滝の上が千畳河原と呼ばれるちょっと開けた場所があります。




ひろーーーーーい!





一枚岩の柔らかいところだけ削って水が流れてるような

広い河原の光景が広がっていました。



広いところを迷路のように水が流れてるものの

どれも浅いのでピョンピョンと飛んで移動ができます。





水の中もかなり綺麗なの。





小さい時に近くにこんな川があったら

夏は毎日遊んでたと思います。



ここからは峠を越えるので

インナーを着てネックウォーマーを巻いて来る時に通った

下筌ダムの上流からR212へ。




山間部の日陰部分はキーンと冷たい空気を感じます。



のんびりと国道の車列に並びながら

日田の市街地を抜けると日没間近。




ひろ~い白菜畑の中。





思ったより赤くならない夕陽だったけど

1日を締めくくる素敵な風景でした。





畑だけど・・・


見えてる白菜がみんな鍋になるのかぁ~と

想像しながらのサンセットタイムでした。




あと二つ峠を越えますが

一個目はまだ道が見える間に越えて2個目の小石原は

前を走る車に道を照らしてもらいながら走って無事にガレージに帰還。




やっぱり陽が短い分だけどんどん距離が少なくなってる。



天気も週間予報を見ると

秋晴れの日もすっかり減って来たためそろそろ

年内のラストランが近いかも。


では、今日も一緒に九州の紅葉や

響ホイホイにお付き合いくださりありがとうございました。

またのご乗車をお待ち申し上げます。



◆◇◆ Hibiki Minorist ◆◇◆



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