今日は健康維持のため始めた月いち登山の日。



緊事の宣言が出てて県境を跨ぎたくないので

市内なのに一度も登った事のない足立山に登ってみようと思います。



小倉北区から南区や門司区にかけて連なる企救山地で

霧が岳とも呼ばれる山を目指しますが

登山口がいくつかあって迷う。



始めてなので一番歩く距離が短そうな

小倉北区の足立山妙見宮の登山口からにしてみようかな?



「猪突猛進!」


まずは猪の狛犬に守られた

登山口の妙見宮で登山の安全を祈願しましょう。



神社の入口には「猪出没注意」のでっかい看板がありましたが


猪が守ってるのは足の神様なんです。



「膝が痛くなったりしませんように」

「脚がもう少し長くなりますように」




では靴を履き替えてリュックを背負ったら

神社の参道の端っこから始まる登山口から

登山開始。




街から近いのですごく綺麗な登山道を予想してたけど

意外と野趣あふれてるじゃないか。



場所によっては足の幅ギリギリの溝みたいなのが出来てて

大股開きのままヘンテコな歩き方で登らないといけないよ。




やがてここが市内で一番大きな街のある小倉北区なのか?と

疑いたくなような深い森になっていきます。



後半から急登になるのだけど

息が切れまくってどこかで休憩しようと思ってると

分岐に出ました。



左が目的の足立山だけど

砲台山が気になって仕方ないのでまずは砲台山へ

行って見よう。



するとすぐに人工物を発見!



ここも関門要塞の一部なので

周辺の砲台跡と同じような石垣があるみたい。



しかしなんとなく砲台が設置されてたような窪みや施設の一部と

貯水タンクが残ってるだけでよく見る弾薬庫跡みたいなものは

登山道の周りにはなさそう。




そのうち砲台山の山頂に着いちゃった。




石灰岩が露出したぺったんこな山頂なのね。



とりあえず一個目のピークの砲台山(442m)制覇。



まぁ、寄り道なので制覇感はすっごく薄いけどな。



だって目指す山はあれだし ↓



けっこう登ったつもりなのに

まだあんなに離れてるのよ。




砲台山から妙見山になるまでは

急な登りも無くハイキング気分。





尾根に出たので

吹き抜ける風が気持ちいいです。





とても市内とは思えないデッカイ樹に囲まれながら

進むと最後はやっぱり出て来た階段地獄を無になって登り切りました。




ベンチがセットされてるここが

足立山の山頂っぽい。



1週間前の雪がまだ残ってるよ。




「足立山:597.8m」


四角いのに三角点にも触っとく。




山頂からの眺めは

樹が邪魔して360度パノラマじゃないけど

市内や響灘方面が一望できます。





んじゃ、ランチ食べようっと。




ワカメの塩気が登山の後だと染みてうま~い。


もちろん食後の珈琲もわすれてません。




淹れたてのドリップ珈琲を飲みながら

山頂からの眺めを見てると・・・





周辺の山には全部こんな筋が入ってるみたい。


防火帯なんだけど

あそこを歩けるなら気持ちよさそうだな。



って事で来た道を戻るつもりだったけど

見えてる山(小文字山)まで行って下ってみることにしょう。


まずは山頂のすぐ下にある妙見宮上宮へ。



下の妙見宮でも参拝したので

上宮も忘れずに参拝しないとね。




上宮の狛犬は・・・




猪じゃなかったけど

割れてへんな生き物みたいな顔になっちゃってる。


髪型も昭和バブルの頃の

懐かしいソバージュっが伸びてしまった髪型?



妙見宮上宮の下から

小文字山への分岐があるのだけど

YAMAPの地図で確認するものの

3本くらいそれっぽい道があってどれが正解?



ちょうど通りかったおじさんに聞くと

今歩いてる道が正解らしいので安心して

おじさんの後を着いて行くけど速すぎてすぐに見えなくなったよ(笑)


でもちゃんと足立山から見えてた防火帯に出ました。



しかしなんか思ってたのとちが~う!



草原の中をスキップして歩けるような道を

想像してたけどフェンスで仕切られてる上にめっちゃ急なんですけど・・・





スキップは出来なかったけど

森の中とは違う雰囲気が楽しめたかな。



数回アップダウンを繰り返すと小文字山(こもんじやま)に到着。



「小文字山:366m」



足立山よりかなり低いけど

企救山地の端っこになるため眺めは足立山より断然良い。




霞んでるけど最高の眺めだ。





風もそよ風程度なので

街から発する雑踏の低周波だけが届いてるような音がします。



北東方面を見ると関門海峡。



我が街の山も素晴らしいではないか。



小文字山の山頂にはベンチもあるので

本日二回目の湯沸かしタイム。



2杯目なので抹茶ラテにしてみたよ。


先程道を教えてくれたおじさんが隣りのベンチにいて

肉まんをくれたのでお言葉に甘えて頂きました。



右手に肉まん

左手に抹茶オーレ。



後は下るだけなので

のんびり。




では少し陽も傾き始めてるので

下山しま~す。



まだ肉まん食べてるおじさんにお礼を言って

斜面を下りますが・・・



きゅ、急じゃね?


森に入ると鎖場まであるじゃないか。




この後はジグザグの山道がずっと続くのだけど

途中から膝が痛くなり始めました。



姿勢が悪かったり腰を使って登ったりしないと

膝にくるらしいけど基本的にまだ筋力が足らないんだろうな。



負担を掛けないようにゆっくりと登山道を下ると

林道に出ました。




後は散歩気分で林道を歩いて

スタート地点の妙見宮に無事に到着。




お疲れさま~。



今日も調子に乗って距離の長いルートにしてしまいましたが

知らなかった風景がいっぱい見れて

楽しい登山でした。



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