最近気づいたんだけど
登山ってもちろん緑いっぱいの季節も良いけど
冬がベストなんじゃないか?って事。
九州なので雪で閉ざされる山は寒波が来た時くらいだし
なにより森の中を歩く時に葉っぱが無いから明るくて気持ちいいのよ。
それに蛇や蚊も居ないし。
(ヒルやスズメバチも居ない)
って事で今日はツーリングの集合場所の目の前にある香春岳の
横の牛斬山に登ろうと思います。
筑豊のシンボルである香春岳の三ノ岳の横の林道を上がると
五徳峠駐車場と呼ばれる
数台車が停めれるスペースがあるのでそこからスタートです。
登山口のある林道は何度も通ってるけど
登るのは初めての山はわたしに
どんな景色を見せてくれるのか?
そしてどんな試練をくれるのか?(いらんけど)
枯葉が積もれば見えなくなっちゃいそうな低い位置にある
看板が指し示す方へ1歩を踏み出す。
最初だけ整備されてるような階段があるけど
すぐに笹に囲まれた防火帯の斜面になります。
振り返ると尖がった三ノ岳。
その三ノ岳を背にどんどん
登ります。
登山道は急坂の部分は赤土なので
湿ってると滑りそうな場所があるものの
こんな感じで樹木が無い場所が登山道になってるので
ずっと明るいのが良い。
迷う心配のない道がず~~っと続く。
まるで私が行く先の木々が
道を開けてるくれてるような登山道が続くのだけど
アップダウンがなげ~よ。
いったいどこまで続くんだ?
斜面の上が明るくなったので
頂上か?と思ったらただの丘だったりを繰り返します。
ようするにずっと尾根を縦走してるみたいな道なんだけど
景色が開けてて楽しくなってきた。
たまに出てくる案内は相変わらず低いけど・・・
草が伸びたら速攻で埋もれるよ。
そんなアップダウンの道も
平均すると確実に登ってるので振り返ると
街が小さく見えました。
スマホで方角を確認すると
見えてるのは田川市方面になるのかな?
スマホを取り出したついでにYAMAPの地図を
ここで初めて確認すると頂上はもうすぐみたい。
ハァハァ・・・
あれかな?
ハァハァ・・・
違ったもう一個先だ・・・
ハァハァ・・・
はい!
「牛斬山」580m
登ったぞ~~~~!
黄色い看板には
ここに手切城があったような説明が書かれいます。
そうだ、あれはどこだ?
地面を見渡すと発見。
四角いけど三角点。
眺望最高ってまではいかないけど
山頂からはお隣りの香春岳の一ノ岳と二ノ岳がよく見えます。
下から見たらセメントの採取でぺったんこに見える
一ノ岳を上からみたらこんな感じ。
山頂付近はちょっと露天掘りみたいになっていて
虫歯みたいな感じだね。
(たしかに山から見れば人間はやっかいな菌だしな)
グルっと眺望を楽しんだら
恒例のおにぎりタイムでございます。
うま~い!
もちろん食後の珈琲も。
ゆっくりランチタイムをしてる間に誰か
登って来ないかな?と思ってたけど誰も来ね~よ。
登山道は整備されてるけど
ちょっとマイナーな存在なのね。
では下りますが
下りは福智山の分岐から長光新道の方へ。
すると登りのルートと違って
すぐに杉の森の中になりました。
香春岳周辺は猿がいっぱいいるので
探しながら下ったけど見ないまま林道のような道に出ました。
たぶん材木の伐採用の道だと思うけど
歩きやすい。
このまま林道を行けばいいのかな?と思ったけど
登山道を示すピンクのマークが再び森の中に付いてるので
また森へ。
来た道を戻ってると赤土の斜面の下りが滑りそうで不安だったけど
この道はそんな心配もなくとっても下りやすい。
知らずに適当に選んだルートだったけど
正解だな。
長光新道はやがて沢沿いでました。
その沢をの横を歩いてると
再び低い位置に看板が立っています。
円陣の滝と言って
小さいながらもちゃんとした滝がありました。
猿がいるならこの沢筋かな~?なんて
思いながら滝から先へ進むと視界が開けます。
車を停めた林道のすこし下まで下るとある
梅林に出たみたい。
記事をアップしてる頃はもうどこも満開だと思うけど
2月5日の時点で数輪咲いていました。
梅林のベンチで一休み。
ベンチの向かいには香春岳の三ノ岳。
3つの山からなる香春岳は2つは鉱山が管理してるため
見えてる三ノ岳だけが登山できるのでいつか登ってみようと思います。
(牛斬山とセットで登る人が多いようです)
五徳駐車場より下に出ちゃったため
車道を戻ります。
車だとすぐのイメージだけど
意外と遠いぞ。
無事に戻れたところで今日の登山はおしまい。
ちゃんとグラフでもスタートよりゴールが下だし(笑)
では次回の健康増進登山で
一緒に美味しい空気をすいましょう。