緊急事態宣言解除。



解除されても気を緩めることなく今日もソロで

密とは別世界の地を求めて茜ちゃんと走ります。




 ↑ 遠くに散歩してる人が写っていますが

1日の中でコンビニでランチを買う以外では

一番わたしが「密」だった瞬間でございます(笑)



銀ガメ号さんでお出かけも考えたけど

車検前の整備でショップにお泊りさせる予定なので

茜ちゃんで出動。




今日は阿蘇まで行かないけど

そこに至るまでの枯れっ枯れの大草原を飽きるまで

堪能するツーリングをしたいと思います。



阿蘇山の所々ではもう野焼きが終わってるらしいので

行ってみてどこも真っ黒になってたらあきらめよう。



ルートはアグリランを下って耶馬渓の手前から

k44へ。





すると前からあったはずだけど

道沿いの屋形川にちょっと変わった沈下橋を発見。

(常にわき見してるわけじゃないから気づきませんでした)





石を積んだ橋脚に

花崗岩の橋を渡したちょっと面白い橋だよ。





せせらぎの音で癒された後はさらに三桁県道のk664から

院内方面へ抜けれそうな道。





初めて通ったけど

山しかないよ。





普通にトトロとかに会えそうな道だな~って

思いながら進むと・・・



トトロ!



白い子トトロだ。



ピュアな私はトトロが見えると信じてるので

本当にトトロと思ったんだよ。





こいつを・・・







子トトロが等間隔で置かれている

峠を下ると院内のR387に合流。





院内にウジャウジャある石橋の中から

分寺橋だけチラっと見学して宇佐のマチュピチュ方面へ。





ポカポカ陽気ですっごく気持ちいいけど

山の杉の樹は花粉を巻き散らせてる色になってるよ。





超快適なR387の途中にある宇佐のマチュピチュの展望所から

谷に下る道があるのでその脇道を下ると本日最初の目的地です。




「西椎屋神社」





大きな銀杏の樹があるので

目的地にしてみましたが神社の入り口には真っ白な鳥居。



それがひっくいのよ。



設計ミスですか?


鳥居の前で一礼する姿勢のまま足を進めて

鳥居をくぐったら西椎屋の大銀杏。




幹回り13m

樹高40mの巨樹でございます。




まだ芽吹く前で葉が無いので

葉で樹の大きさが盛られる事無く

純粋に迫るような幹の大きさを見ることができます。




大銀杏らしく垂乳根もいっぱい

垂れ下がる立派な巨木だ。




トトロみたいな精霊が宿ってそうな大銀杏に元気をもらったら

国道には戻らずそのまま谷を下ってみました。



舗装はされてるけど小さいバイクじゃないと

ちょっと気を遣うくらい細くて急勾配の場所があります。



谷に下ると上を走るR387が見える。




見えてる上の道からこの谷の方向を見ると

世界遺産のマチュピチュっぽく見えるのだけど

下から見るとそのまま谷から見上げただけの変哲も無い風景だな。





谷から再び反対側の斜面を登って

k409へ



斜面の上まで登ったところで

マチュピチュっぽい風景の主役の岩山。



登山するような山ではなさそうだ。


その山を望む道にこんな

看板が立っていました ↓




人面岩だって。



これかな?



う~ん、

これは見る人が3人いたら

3人とも違う顔を見ちゃいそうな岩だな。

(地方の〇〇岩あるある)





さらに三桁県道を進むと

森の植生が変わって明るくなりました。





って事で林道を抜けた先は

本日2ヵ所目の目的地の日出生台。





ヒァッポーーー!



まだ展望の良い丘まで上がってないのに

フライングでつい歓喜の声が出ちゃう。




広大な大草原は自衛隊の演習地で

入れないけど眺めは最高。





野焼き前の金色の草原を今年も見れて

本当によかった。





平日に来るとドーンと演習の音がする時があるけど

今日は車両も入ってないのでお休みっぽい。




演習が無いのならこの大草原の中にいるのは

私だけって事になるぞ。



貸し切り状態の大草原を駆け抜ける。




あゝ、バイク乗りでよかった。





「九州Love」



日出生台からは玖珠方面へ




演習地からは抜けますが

農村と牧場地が広がる長閑な道です。




ところどころで野焼きが終わった斜面もあったけど

雪も残っていました。




道路まで雪が残る事はないけど

雪解けでずっと道がビチャビチャなの。





高原から玖珠の街まで下って

コンビニでランチを買ったら再びR387で南下します。


そのR387の宝泉寺温泉の先から

菅原天満宮の方へ曲がったところに寄りたい場所があります。




前に大きなカヤの樹があるらしいので

菅原天満宮の境内を探したけど見つからずそのままにしてたのだけど

場所が分かったので寄ってみました。



神社の中じゃなく近くの田んぼの中にあったのよ。

(上の写真の緑が丸い樹の場所)



田んぼの畦道を歩いて・・・



「菅原道真公ゆかりの大カヤ」





それほどカヤの樹を巡ってないので

大きさの比較ができないけど

立派な樹だよ。





幹の模様がいいよね。



大カヤを見た後は近くの菅原天満宮の階段に座ってランチタイム。




最近よく食べる牛肉コロッケとサンドイッチのランチ。



神社で湯沸しは出来ないので

ご馳走さましたら小国からファームロードへ。





阿蘇が近くなると枯れっ枯れのレベルが上がって

金色と言うより白に近い色になってきます。





瀬の本高原から

さらに高原の中の大草原のど真ん中。




キャーーーー!


ここが今日一番来たくて

見たかった大草原の真ん中。



真っ黒になってなくてよかった。

(今はもう真っ黒かも)




360度見渡しても

草原しか見えない。





プラス50cmの高い場所から眺めても

どこまでも広がる草原。





そんな大草原の中。





鳥居が並ぶ場所。






牧草地なので放牧してたり

牧草が生えてるときは入れない神聖な場所。




稲荷神社なのだけど

森の中じゃなくこんな草原の真ん中にポツンと立ってる

不思議な風景。




まぁ、周りが野焼きされて草原じゃなければ

木々に囲まれた祠しかないどこでも見かけるような

お稲荷さんだったのかもしれない。





小さいけど祠の前には

狛犬ならぬ狛狐さんがいます。





一度夏場に来たときは

牧草が伸びてて入れなかったので

しっかり参拝させていただきました。




パワースポットでパワーをもらったので

浮き浮き。




浮いたまま茜ちゃんまで戻りますが・・・





「茜ちゃんを探せ」






茜ちゃんまで戻って大草原の道の続き。




何往復もしたくなる。



たまに北海道で見るような巨大なトラクターが通るので

ダートにはみ出して離合するため大きなバイクじゃ避けにくい道だけど

バイクでこそ走りたい道です。





どうせ後日に燃やされて真っ黒になると思うけど

いま火をつけるとびっくりするくらいの速さで燃えそう。

(実際の野焼きもすごいスピードで燃え広がります)




真っ黒な状態はGWの前まで続くので

やっぱりこの枯れっ枯れの風景を見てから

初夏の一面緑になった大草原を見たい。





本日2回目の「九州Love」







では見たかった風景も見れたので

帰りましょう。





ポツンと停めていた茜ちゃんに戻って

草原の中の細い道からやまなみハイウェイへ。





瀬の本高原方面へ戻りますが

途中から満願寺の方へ曲がってみました。





滅多に通らないルートだけど

こんな大きな杉の樹を見つけたよ。





たぶん前からあったけど

植林された木々で見えなかったのでしょう。



周りの木が伐採されて

巨木が丸見えになっていました。



まだ何も看板とかも立ってないけど

地名から「萩の草の大杉」とでも呼んでおこう。



今日は1ヵ所目の大銀杏から2本目の巨木なので

どうせなら3ヵ所目の巨木を最後に見て帰ろうと思います。





小国町にあるケヤキ水源の大ケヤキ。





この時期に来るとケヤキの根元の

水源に稚魚がウジャウジャ群れてるので

それを見に来たのだけど川の水温が高いためか

ぜんぜん魚がいな~い。





ポカポカ陽気で

ずっと川のほとりを散歩したい気分。



魚は居ないけど

湧水池の中をちょっとのぞき見・・・




ブクブク・・・・




湧いてる ↓



ケヤキの下の池の底から

いっぱい湧水が湧き出ています。



水が生まれるところってちょっと神秘的。



小国町からは普通にR212へ。




松原ダムの途中からファームロードに上がって

何時もの小石原越えで帰還。





家の近くで給油する前に

綺麗なマジックアワーになりました。





今日は毎年見てるけど

枯れっ枯れな大好きな風景をいっぱい見れて

本当に走れる事の喜びをかみしめたツーリングでした。





では長らくのご乗車ありがとうございました。

またのご乗車を心よりお待ち申し上げます。




わたしの方はもうひと仕事残ってますが・・・




あの日出生台の雪解け水だな(汗)





翌日きちんと水洗い洗車しました。



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