今日も相棒は茜ちゃん。
朝起きて予報を見ると全体的に曇天だけどどうしよう?
山に登るのも青空の方が良いし
じゃあ、しっとりした空気と言うかジメジメしてるけど
そんなしっとりな場所が似合う花を愛でにツーリングしましょうか。
また留守番か?と言う顔をしてる銀ガメ号を置いて
アグリラインからR500経由で城島高原方面へ。
メッシュジャケットで出かけたけど
高原へ上がると寒かった。
わざわざバイクを停めてインナーを着るほどでもないので
そのまま由布岳の裾野に広がる原生林の中を抜けて
ほどなく駐車場に到着。
バイクはタダでございます。
何も咲いてないときは湖までバイクで行けるけど
駐車所が開いてるってことは花が咲いてるって証拠です。
花が咲く時期だけ封鎖されてる道路を歩くと
竹林の散歩道が出来てました。
ここに来たのは3年ぶりかな?
たしか前はこの竹林はタックルしてもバイ~ンってはじかれそうなほど
隙間なく生える藪だった気がする。
ちゃんと間伐されて明るい竹林に変貌を遂げています。
この竹林の散歩道を抜けると女神様が出てきそうな
神秘的な名前の「神楽女湖」
ワ~、ちゃんとリサーチしてなかったけど
いっぱい咲いてるよ。
とは言っても花運が悪いわたしなので
すこ~しだけ遅いって感じ。
(宣言出てたのでしょうがない)
でもこれだけ咲いてれば萎れてる花は目立たないし
広いのですごく華やいで見えるのよ。
紫一色のアヤメっぽい品種が終わりに近いって感じだったけど
ほかの花はまだまだ身頃かな?
平日ながら花を見に来てる方も居ましたが
みんな少し入って見晴らせる場所までしか来ないため
奥まで行くと貸切です。
いつも思うけど菖蒲の花の模様って血管みたいだよね。
そんな咲き乱れる菖蒲の中で
せっせと働く方 ↓
蜜を吸いたければ潜って花粉を付けないと吸えない
システムになってるのが菖蒲の戦略って凄いって思っちゃう。
菖蒲が咲く場所は湖の水ではなく
湖に注ぐ川の水を引いてるようだけど
地面には何もない。
咲いてしまったらもう水がなくてもいいのかな?
その菖蒲と森に取り囲まれるようにして
神楽女湖はあります。
湖を渡る木道から・・・
自然湖だけど
湿原の大きな池塘(ちとう)のようになっていて
何年も先になると消滅して湿原になってしまうかもしれません。
水質が良いだけあって水草も多く湿地を好む草に囲まれて
その草が水中に積もっていくのでどんどん浅くなっちゃうんだろうね。
そんな自然いっぱいの湖を散策してると
真っ黒なトンボ。
ハラビロトンボのオスかな?
ではトンボに混じって浮き浮きしながら
神楽女湖の外周を周って戻りましょう。
人がほとんど歩かない対岸の遊歩道の雰囲気が大好き。
メタリックな子たちも居るし
標高が高いので紫陽花がまだ満開だったりします。
茜ちゃんまで戻って駐車場のおじさんにお礼を言ったら
由布岳の前を通過して由布院へ下りま~す。
停まりませんよ。
曇天だし(笑)
あまり由布院側から入ることがない
やまなみハイウエイ。
(何時も変な道を選んじゃうから)
曇ってるものの
この道はやっぱりバイク乗りなら鼻歌が出るよね。
くじゅう連山の硫黄谷が見える絶景スポットの
長者原で今日のランチはココとするっ!
最近はコロナ禍ってことを除いて
お店を探すよりコンビニランチを何処で食べるかって事を
考えるのが楽しくなっちゃった。
なので今後も食べたいものが目的地のツーリングじゃなければ
このスタイルはずっと続きそう。
だってセッカやホオジロのさえずりを聞きながら
美味しい空気と一緒に食べるランチがまずい筈が無い。
しかも蓼原湿原に咲く
花を見ながら食べれる至福のひと時。
ご馳走様したらちゃんと食べたゴミを片付けて
後は適当に帰る方向に走りましょう。
k680から四季彩ロードを下って
宝泉寺温泉の中を抜けて路地に入るとこんな神社を見つけました。
「八幡社」と書かれた神社で
境内に入ってみると大きな木があってすごく良い雰囲気なの。
グーグル先生にも載ってない神社だけど
見て~、この三つ子。
すぐに「三本杉」や「親子杉」なんて名前で名所になりそうなのに
なんにも宣伝してない潔さ。
三本杉のほかにもこんなデッカイ樹もあります。
カヤの樹ですか?
京都の岩清水八幡宮の御分霊を祭ってるらしく
村の鎮守様として大切にされてるようです。
新参者なのでしっかり自己紹介と参拝をして
周囲をさらに散策するとこんな道がありました。
なんでこんな山奥の林道に紫陽花が?
しかも道の脇だけじゃなくて
森の中まで紫陽花がいっぱいなの。
これは来年満開の時に来てみようかな?
(小さなバイク限定ですが)
でもこんな散策を調子に乗って続けてると
道がガタガタになってくるので今日はこれくらいにしましょう。
下の道に戻って
通過することはあってもまだちゃんと撮ってなかったトトロ。
描かれて日が経つけどまだ消えて無い。
九州の田舎道にはジブリ系がよく似合う。
もちろんトトロがいるんだから
猫バスもいるよ。
尻尾から風の線が書かれていて
疾走感があるけど完全な脇見運転です。
猫バスから先へ下ると玖珠になるのだけど
そのまま帰るかまだ散策ツーリングするか?
う~ん、曇天なお陰で暑さはないのだけど
どうしよう?
山の中の散策はもうしちゃったし
走り回るのは一休みしてJR久大本線で鉄でも見ましょう。
って事でツーリングでは久しぶりのたまたま列車を見つけたので
撮るとか追いかけるとかじゃなくて
ちゃんとカメラを持って列車を待っての撮り鉄です。
「特急ゆふいんの森」キハ72系
「特急ゆふ」キハ185系
ローカル線だもんで
一時間半くらい居たかな?(暇かっ)
もう待つのも飽きたし変わらず空は曇ったままなので
帰りま~す。
玖珠からはk48で日田方面へ。
日田に入る前に水分補給のため自販機に寄るのだけど
ちょっと派手な自販機コーナーでした。
ここにはコカコーラの自販機しか置かないと決めてるような
赤いオブジェで取り囲んでますが自販機になにか緑な奴が。
(矢印してる場所に居ます)
遠すぎて見えないですか?
そうですか。
この子ですよ ↓
へばり付いとう。
お昼寝してるみたいだけど
カエル好きに見つかったのが運の尽きって事で
わたしの茜ちゃんにご招待。
ウフフ
可愛い#59116;
わたしくしアカガエルについでこのアマガエルが好きなんだよね。
順位をさらに言えば3位がカジカガエルで4位がモリアオガエル
5位がヒキガエルで後はトノサマガエルやダルマガエルと
続いて嫌いNo,1がウシガエル。
起こしちゃってこめんね~と言いながら
元のところにもどしてあげようと掴もうとしたら
ピョンと飛んでわたしに乗って来た。
目と目が通じ合う瞬間。
自販機の横の植え込みでお別れして
買った水を飲んで帰路へ。
陽が長いので
ゆっくり遊んだけど19時前でもこの明るさ。
給油してガレージに茜ちゃんを入れたらツーリングはおしまいなのだけど
どうも今日のツーリングでタイヤが終わったっぽい。
ブロックタイヤなので溝がまだあってこのタイヤ減らないな~って思ってたけど
あきらかにグリップ感が無くなったので翌日交換しました。
路面温度があがると
さらにグリップが悪くなるみたい。
(まぁ、1本2980円で買ったタイヤだしね)
使い古したデューロのタイヤと並べるとそっくりだけど
次のタイヤはピレリーです。
茜ちゃんなのにピレリー。
MonkeyなのにPIRELLI。
元はエイプなどに人気のタイヤらしいので
次回のツーリングが楽しみだ。
では今日も一緒にツーリングありがとうございました。
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