今日はしっかり夜明け前に起きれました。



ツーリングすると決めた日は寝坊しないわたし。

(寒い季節は除く)




前回のツーリングはもう陽が上がってからの朝駆けツーリングだったけど

今日は胸を張って「朝駆け」と言える時間に茜ちゃんで出発。



すると白んでくる空が綺麗に焼けてくれました。




日の出前だけどこの時間の風景を眺めれるのは

早起きした者の特権だ。



早朝の無風の時間帯だったので

リフレクションも美しいでしょう。


田んぼだけどな。




田んぼの真ん中で朝焼けを見たら

今日は阿蘇方面まで走ってみるつもりなので

いつもの小石原を越えます。





寒い(笑)



インナーを着て出て来たけど

真夏に寒さを感じるのも朝駆け効果と言うことでしょう。



ファームロードからR212で小国まで走ったけど

思ったより涼し過ぎてオシッコが近いので道の駅小国ゆうステーションへ。



あぁ、この道の駅の建物に映るジドリをやるのって10年ぶりくらいか?


峠でくしくも私の目の前で命を散らせた虫たちのアタックで

見えにくくなったヘルメットのシールドもここで洗って

目の前のR212を走ると大観峰。





めったにこんなメジャーなところには寄らないのだけど

朝でまだ駐車場も開いてない時間なので寄ってみました。





雲海なんてなんにも無いけど

阿蘇のカルデラから吹きあがる風が最高に気持ちがいいの。





阿蘇山に向かって両手を広げると

強風で懐かしいビジュアル系バンドのPVみたいな状態を楽しめます。





大草原に風の足跡が見える大好きな光景。




登っても楽しい阿蘇はこうして

離れたところから眺めてもいいよね。



目線を右に移すと大観峰の峰。




実はこれだけ阿蘇に来てるのにあの大観峰の先端にはツーリングで

一回しか行った事がないよ。

(景色はあまり変わらないから)



大観峰を出て蛇の道が見える突端に向かって見るけど

ずっとロープが張られてもう入れないみたいなので

他に入れるところを探して見るとすっごくいい場所だったよ。




阿蘇の独り占め感がはんぱない。





ヒァッポーーーー





グリ~ングリ~ンの大草原の中で叫んだら

外輪山を下ります。






ミルクロードから国造神社の道で下って

阿蘇のカルデラへ。





内牧温泉を過ぎて農道をチョイス。





するとこの農道が素晴らしく良かった。





草原じゃなくて「稲」ですが

その中を伸びる道とそこから見える阿蘇五岳のなんと美しいことか。





鼻歌出るわ~♪





こんな長閑過ぎる道をへたくそな鼻歌を歌いながら

しばらく走るのだけどこの道に入ると鼻歌は止まります。





あ、荒れてんな~。



参勤交代の切通しも残る

歴史探訪が出来る場所でもあるので選んでみたけど

駐車場からのルートの方から向かった方が楽かも。



もしかしたらバイクで入ったらいけない場所だといけないので

引き返して道まで戻ったら駐車場から登ろうかと悩んだけど

最近登山もしてないので林道の入口にバイクを停めて歩いて登ってみました。



本当は数年前に来たかったのだけど

その時は一人では心細いかな~って保留してる間に

そらふね桟橋が出来てちょっとメジャースポットになったこともあるのか

マイナールートなのに草ボーボーじゃないのが有難い。



しかし暑い。


登ってることもあるけど

森の地面からの湿気がすさまじくて汗ダラダラ。



しかも後半は階段地獄(笑)



涼しい時間でしかも
目の前だったので油断してたけど

やっぱり駐車場のある場所からの方が楽だったかも。



ハァハァ。





ハァハァ・・・ゴールかな?

ハァハァ。




はい、登山じゃないけど田子山の山頂に到着。



元から標高が高い場所なんだけど


633mもあるのにビックリ。




しっかり四角でも三角点にタッチして

同じ山頂にあるそらふね桟橋へ。





山の斜面から突き出すように

造られた「そらふね桟橋」





まだ木がしっかりしてるので

走っても大丈夫。





上の大観峰から見るのとまた違って

阿蘇がより身近に感じる。





世界一のカルデラに街のがある風景。





では下りは浮いて

スイスイ~とバイクまで戻ってツーリング再開。





内牧温泉で給油をしたら

そのままR212で再びミルクロードに上がって

こんな神社に来て見ました。




「当宝稲荷神社」



なんて金運に効きそうお稲荷様なんでしょうって思う

神社に来てみたよ。




後日サマージャンボ宝くじを買う予定なので

しっかり参拝いたします。



参道の階段を上ると途中に七福神様がいます。




本殿の前にここでも手を合わせて

最上部にある当宝稲荷神社へ。




お稲荷さんなので狛犬はキツネ。


可愛いよ。


本殿の方は建物は無くて拝殿だけって感じ。




絵馬やおみくじは下にあるお蕎麦屋さんで

買えれるそう。



お稲荷様でしっかり参拝て

下に戻ると綺麗な湧水がありました。




出る時に買っておいたペットボトルが

空に近かったので良いタイミング。




立石の水を汲ませてもらったら

いつものようにコンビニでランチを買ってから食べようと

思ったのだけど目に前に絵馬を買えるって書いた

お蕎麦屋さんがあるんよ。






なので久しぶりにお蕎麦を頂いちゃいます。


まだ10:30だったけど開いてるしお客さんはまだ誰もいないので

お邪魔したお蕎麦屋さんは蕎麦街道発祥の地らしい「戸無のそば屋」



蕎麦メニューの中からお店一押しの

殻のまま石臼で挽く「無量寿そば」を頂きます。


殻のままなので香が強く

程よい喉越しと噛み心地の良いわたし好みの蕎麦でした。

(蕎麦は噛んで食べたくなるタイプが好き)



御馳走様したら朝駆けなので

本来はもう帰る時間なのだけど高原地帯にいるので

そんなに暑くないのよ。



お店の前にある立石の水で保冷用のクルールネックの

バンダナを濡らして首に巻いて走ると更に気持ちいいの。




なのでツーリングを続行して

近くにある竹の熊の大ケヤキに久しぶりに来て見ました。





駐車場に茜ちゃんを停めて

大ケヤキに向かって路地を入ります。



その路地に咲いてる檜扇(ひおうぎ)が凄く綺麗。



檜扇を愛でながら歩いてると

大ケヤキのある天満宮神社に到着。




階段を上ると大ケヤキ。





でっかーーーーっ!





たぶんこのケヤキに来たのは14年ぶりくらいだと思うけど

年輪14個分大きくなってるよ。

(わたしも横にずいぶん大きくなりました)




古木なので樹医さんの治療の痕もあるけど

西日本では最大のケヤキになります。




根回り:17m

樹高:35mの迫力のある樹でした。



因みに14年前にあったかどうかは覚えてないけど

境内にはウォシュレット付きの水洗トイレもあるよ。



大ケヤキからは暑くない事を良いことに

まだまだウロウロ継続中。





適当にどこを走っても良かったのだけど

やっぱり緑が一番綺麗な季節なので再び大草原を目指してみます。





小国から山に向かってどんどん山の中。



道が狭くなっても関係ない

茜ちゃんだもん。




小さくても頼もしい奴。



凸凹の多いコンクリートロードだけど

新しく装着したリアサスが良い仕事してくれてます。




今まで風の存在を忘れていたけど

草原地帯に入ると朝と同じく草原に風の足跡が刻まれていきます。




そんな揺れる草の中で

カワラナデシコがいっぱい咲いていました。




今年もわたしを癒してくれてありがとう。



ナデシコの咲くコンクリートはまだまだ続く。




しかもなかなかの急勾配だけど

前にも来た事がある道なので不安感はゼロ。





草原の頂上にでると

もう絶景でございます。





キャーーーー。

バイク乗りでよかった。






せっかくなのでジドリしたいけど

三脚が倒れるくらいの風が吹いてるので

低い位置でセットして走ってきま~す。





何往復もしたくなる道。



カメラを回収して

バイクのエンジンを切ると風が強いため

地面に映る雲の影がサーーーっと流れていく風景がたまらない。



鼻血出そう。







前に来たときはご近所さんたちとのマスツーリングだったけど

今日はわたしだけなので好きな場所で停まっては景色を

眺めるを繰り返す。






もうわたしの九州Loveが止まりません。






こんな大草原がいっぱいの阿蘇エリアも

お盆くらいからススキが伸び始めたり下草の羊歯が茶色になったりするため

緑だけの絶景は今だけの特別な阿蘇の恵みと言えます。





大草原で鋭気を蓄えたら

そろそろ帰る方向に向かいましょう。






黒川温泉を抜けて

R387で玖珠方面へ。



国道を走るってどんどん標高が下がってくるにつれて

風がドライヤーの風っぽくなってくるよ。





でも首に巻いた湧き水のバンダナ効果で

絶えれそうなので帰りにもう一か所

わたしらしい場所に寄らせていただきます。





九州ではとっても珍しい

常設の信号機のある「隧道が好きだ」のスポット。





旧国鉄宮原線の車道に転用されたトンネルで

中でカーブして見通せない上に離合も不可能なので

交互通行用の信号機が設置されてるんだよ。

(離合=すれ違い)←PCで変換できるくらいだからもう離合を標準語にしたら良いと思う。



洞内には信号機が設置されてることもあって停めれないため

歩いて入ってみると鉄道用のトンネルらしく綺麗にカーブしています。




いや~ん、

とっても美しいや~ん。





トンネル全体が地下水で濡れていて

これも阿蘇から噴き出した火山灰の

凝灰岩の地形らしい特徴と言えるでしょう。



トンネル中央部の天井はシートで保護されるけど

痛んでるのかな?




まぁ、どっこにも抜けれないトンネルなので

トンネル好きじゃないと来ることはないところだけど

最後に涼しいスポットで楽しめました。




では、バンダナを汲んでおいた

湧き水でヒタヒタに濡らして帰路へ。





玖珠の農道を走ってると知らない間に

用水路の防護柵が出来てる。



斜めに設置って珍しいな。





帰りのルートは日田を通ると暑さで

私もバイクも溶けるので山国町から英彦山越えのルートを選択。

(日田は先日今年国内1番の最高気温を記録しました)




野峠を駆け上がって

英彦山通過中。





ずっと涼しいままだったらいいのだけど

添田町まで下るとやっぱり風はドライヤー(強)





最後に家まで走りきるため

水分補給とバンダナの保水のため大任の道の駅でストップ。





道の駅の横はもう終わりに近いけど

ヒマワリが咲いてるよ。



平日だったけど

意外とたくさんの人が写真を撮ってので人が居ない側に

行くと・・・



花がみんな向こうを向いとった(汗)



後は風を浴び続けないと死んじゃうため

信号のない裏道をつなげて無事にガレージに帰還。



時刻は14:20


朝駆けなのに一番暑い時間帯を走ってしまったよ。



暑い時間まで走ったおかげで

走行距離364.6kmと朝駆けとは呼べない距離を

遊んだツーリングはおしまい。


高分子ポリマーの入った保冷バンダナがかなりツーリングで

使えるので水で浸したまま持ち出せる瓶を

後日100均で購入したので次回の朝駆けが楽しみ。



では暑さに負けず次回のツーリングの御乗車をお待ち申し上げます。



◆◇◆ Minotist Hbiki ◆◇◆




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