くじゅう連山2座縦走、星生山編はここから



くじゅう連山の2座登山の一個目の星生山山頂から

飛びながら2座目の天狗ヶ城編。





星生山の山頂からピューーっと飛んで

次の天狗ヶ城へ向っていますが久住分かれまでの岩場の

下りはなかなかスリリング。





登山道を示す黄色いペイントを見落とさないように下らないと

崖で行き止まりってパターンも多い道なので注意しましょう。




しかし山頂も素晴らしかったけど

この下りの高度感やスケールの大きな眺めはたまらん。




尖がった岩山の岩を登ったり

トラバースしたりと軽いアドベンチャーな気分になれる

登山道を下って山小屋のある久住分かれへ。





そこからすぐに登り返して

真正面に見えて来るのが2座目の天狗ヶ城。




ザレ場の登山道が果てしなく感じる。




しかし・・・




果てしないと思っていた道はただの

分岐まで登る道じゃった。



くじゅう連山はなかなか楽させてくんないぞ。



でもこの分岐を過ぎると

御池が見えて来るのでまた頑張れる。



1年ぶりの再会だね。



去年とは反対側から眺めてる御池を

ちらちらと横眼で見ながら天狗ヶ城の急登を頑張るわたし。



御池だけじゃ心が折れそうなときは

雲海も。




すっごい先に人が写ってるので

景色の大きさがわかるかな?



雲より上にいるという優越感で

なんとか自分を奮い立たせて天狗ヶ城の山頂。



登ったぞーーーー!



何が去年より楽かもしれねーだ。


ぜんぜん楽じゃねーじゃねーかと思ったけど

よく考えたら今日登る2座とも最高峰の2座と同じ

1700m超えじゃねーか。



まぁ、なにより頑張ったわたしは「エライ」




山頂からは大船山や遠くに由布岳も見えて最高。



もちろん好きな御池も今まで見た中で

一番真上からに近い角度で見えます。



雲海を背景に望む鼻血レベルな御池。



そんな絶景に囲まれて食べる

おにぎりタイム。



幸せ。


そして今日から湯沸かしも解禁でございます。




最高に優雅な時間だ。





ちゃんとインスタントじゃなくて

ドリップ珈琲ですが家で飲んでるのと同じ珈琲なのに

数倍美味しく感じます。



ではお腹も心も満たされたので

下山しましょう。





ピューーっと飛んで御池まで下ります。





御池から来た人はそのまま中岳を目指しますが

わたしは折り返し。





冬は凍る美しい池ですが

この御池のすぐ近くに元は池だったような場所を発見。




登山道からちょっと入ったところの平坦な場所があって

どうも元は池だったような湿地がありました。



長い年月をかけて風景もすこしずつ変わっていってるんだろうね。





御池を挟んで今まで珈琲を飲んでいた

天狗ヶ城を見ながら戻るルートに入ります。





久住分かれの手前から見えてくる

硫黄山。






今日も硫黄の香りを含んだ蒸気をいっぱい

出していました。



久住分かれから見える阿蘇 ↓




今日はあまり噴煙はあがってないみたい。



そして久住分かれから星生崎の岩山。





怒涛の絶景が続きます。




そして星生崎からは

わたしが初めて久住登山した時に思った

「天国の道」



山々が連なる連山の中の突如として

現れる西千里と呼ばれる平坦な草原の道。


見た目もそうだけど

なにより登山中に勾配が無い道って天国に感じるのよ。


西千里をしばらく歩くと

星生山との分岐がありそこからは

朝と同じルートになりますが

太陽の向きが順光になったためか星生山の尾根の紅葉がめっちゃ綺麗。




去年はたしかにもっと綺麗だったけど

わたしには申し分ない今年一番の紅葉が見れました。





さっさと下ればいいものの

振り返っては写真を撮るので先に進まん。





そろそろ足が終わるなーって感じるころに

沓掛山。





朝はブロッケン現象を見て感動して

沓掛山はただ通過しただけだけどこんなに紅葉してたのね(笑)



沓掛山から下ると始まる

整備された階段と坂のコンビネーション攻撃。



足が終わってる時にこの斜めな坂と中途半端な

階段の組み合わせは効くわー。



牧ノ戸登山口着 15:41



8時間以上も山の空気を堪能した

濃い登山は無事終了。



グラフもちゃんと2座登ったーってわかるグラフになっとるよ(笑)


去年はアクセルを踏むのもきつかったので

高速でACCを使って帰ったけど今回は普通に一般道で帰れた分だけ

ちょっぴり成長を感じた登山でした。


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