タイトルは晩秋となってるけど

翌週は急に寒波が入ってもう冬に入る感じだった

11月半ばの事。



もしかしたら年内ラストツーリングかもしれない

秋晴れの週末に大分県の玖珠から湯布院方面を

走って来ました。



本当は週末なのでツーリング企画にしようかと迷ったけど

お腹の調子も悪いし朝が寒いと二度寝したくなるので

ソロツーリング。


当日の朝はちゃんと早起きしたものの

やっぱり寒いのでゆっくり家で朝ご飯を食べてから出発。



まだ朝もやが残る中

朝のルーティーンになっている本庄池へ。




ここでインナージャケットを脱ごうかどうか迷ったけど

まだ着たままにしとこ。





紅葉は平地は今が盛りで

山の方は終わりに近いというタイミングですが

今日はどんな風景が見れるかな?



宇佐まで全ステージ広域農道を使って

R387で院内を抜けて安心院方面へ。




宇佐のマチュピチュの近くから

谷に下って西椎屋神社に来てみた。



今年の春に来た時に大きな銀杏の木があったので

ちょうど紅葉してるかもっと思ったんだけど・・・





少ーーし緑が残ってる。



来る途中に葉が全部落ちちゃってる銀杏もあったのに

足並みがそろってねーな。




でも期待した黄色の絨毯はなかったけど

落葉してない紅葉を見るには一番いい時だったかも。




まだまばらな黄色い地面を歩きながら

神社でお参り。




では銀杏の巨木からはR387に戻って

玖珠方面に向けて走ります。





じわじわーっと標高が上がるにつれて

山の紅葉も濃くなっていく。





国道に途中にある日出生ダムの周辺が

一番綺麗でした。





周辺はまだ耶馬渓と同じような地質が続くため

奇岩もいっぱい。





岩と色付く紅葉を見ながら

ちょっと先へ。





ダムの上流側にある橋からも

良い眺めが見れました。





茶系に紅葉する木々が多いけど

これもこの場所でしか見れない風景。





ここが綺麗だったので耶馬渓の一目八景などメジャーな観光地は

今日はぜったい渋滞してる日だけど

わたしは貸し切りで見れる場所へ。




どうしてそうなった?と思うような

そそり立つ岩に囲まれた場所。



岩山に囲まれた谷の道。



茜ちゃんを停めて

岩山を見上げる。



3人くらいで押したら落ちそうだ。






バイクのエンジンを切ると

カサカサと落ち葉が落ちる音とせせらぎの音。





この谷の道を進むと渓谷に入るので

ちょっとだけ走って見ます。




自然そのまんまの木々が

綺麗に紅葉してて素敵じゃじゃないですか。




車だと停めるスペースも離合する場所もすくないので

茜ちゃん大活躍。



渓谷から戻ったら

岩の上に石仏があるのがとっても気になるのよ。




停まって確認してみると


「ぼけなし地蔵尊」らしい。



わたしも左手に握り締めてるのにバイクのカギを探したり

帰宅してトイレして手を洗った後にまたトイレに入って

小便が出ないと焦ったりするのでちゃんとお参りしとこ。



茜ちゃんを端っこに停めて

歩くとでかい岩。



その岩の側面に穴が開いてて

ここにもお地蔵様がいらっしゃいました。



ノミの痕とかないし

自然に開いた穴なのか?



その穴が開いた大岩に上にある

もう一個でっかい岩の上にぼけなし地蔵様がいました。



わたしの両親も有難いことに健在なので

ぼけないようにしっかりお願いしとく。


ぼけなし地蔵の真ん前にも奇岩が。



観光地にありがちな名前が岩に付けられてるみたいだけど

これは親指に見える。



ほら、



ひそかに「いいね岩」と呼ぼう。



では絶景をいっぱい堪能したら

岩山にグッドラック。




国道まで戻ってそろそろお昼も近いので

玖珠の町を目指します。





しばらく超快適な道が続くよ。



玖珠に抜けるにも

由布院方面に行くにしてもあまり選ぶことがない道なので

新鮮な気分で走れました。





で、玖珠でランチと言えば

もう金太郎一択。


着いたのが11:45だったので

空いててよかった。


お腹の調子が悪いので

今日は「金太郎うどん」にします。



するとkiyomakoさんが厨房から出てきて

「ちょっとスペシャルにしても良いですか?」と言ってきて

出て来たうどんがこれ ↓



「河童」(kiyomako作)


ありがとう。

予想もしてないところで「1日1カッパ」だったよ。



それと今日はこれも買って帰らなくっちゃ。



伐採山がデザインされた

オリジナルTシャツを。




サトコさんにTシャツを選んでもらって

金太郎の前でもう着ちゃう。



店の前でTシャツを着てるとサトコさんが出てきて

「響さ~~ん、商売道具わすれてる~」と

サブカメラを置きっぱなしで出て来ちゃってた。


商売道具って・・・(笑)


ぼけなし地蔵の効果はまだ出ないらしい。



Tシャツに書かれていた伐採山(きりかぶさん)



読んだそのまま木を伐採した後の切り株みたいでしょ?

※読み方は「きりかぶさん」より「きりかぶやま」と呼んだ方が可愛いので「やま」で呼んでいます。




きりかぶ山のTシャツを着てきりかぶ山を眺める。




これでわたしも正式に隠れ伐採山ファンになれました。


ではジャケットの下に玖珠愛あふれるTシャツを着たまま

玖珠の町から玖珠の郊外へ。




竜門の滝方面へ左折して少し行くと

小川の乳イチョウという大きな銀杏の木があるので

ここも目的地にしていたのだけど・・・




こっちはもう葉っぱがな~い。


銀杏の木って紅葉の足並みがそろわない木NO,1じゃな。



ではR210に出て由布岳を目指そう。




国道は片側交互通行の箇所ばかりで

スイスイ走れなかったけど

南由布の方に曲がるとまた快適になりました。



快適になったところにあるJR南由布駅。




この駅のホームからは

由布岳がドーーンと見えます。




列車が来ればもっとかっこよかったのに。


さらにドーンと見えている由布岳へ。




やまなみハイウエに合流して

由布岳の裾野の超快適な道を走る。





景色も良いけど

登りの車線が2車線あるというのがストレスフリーで最高。





由布岳の子供のような飯盛ヶ城の草原も

冬に向けて金色になろうとしています。





完全に冬枯れした白い風景も大好きだけど

この色の時ってこの時期だけなので来てよかった。





秋晴れで気持ちがいいので

寄る予定じゃなかったけど由布岳が見える定番の林道からも

眺めてみました。




手前の全部草原な山が飯盛ヶ城で

由布岳の紅葉は完全に終わってるようです。



林道からはいま走って来た

道が一望。




林道の峠から見える由布岳は綺麗な双耳峰が見える角度で

左の峰が最高峰の西峰になります。

(去年登ったからわかる)





今年は眺めるだけで登らなかった由布岳を見たら

由布岳の登山口の前を通って志高湖へ。





するとキャンプ人気なのは知ってたけど

テントの展覧会状態なほどひしめいていたので

10秒の滞在で次の場所へ移動。





k11から由布岳と鶴見岳の間の

原生林を抜ける林道から塚原温泉に上がります。





温泉に入る目的以外ではマイナースポットだけど

わたしはこの上の噴気が上がる火口見学が好きなんです。





温泉の駐車場に茜ちゃんを停めて

火口見学の200円を払って歩く。





そこそこの勾配がある坂なので

けっこうキツイのよ。



坂を上って行くと温泉の香りがさらに濃くなってきて

見える岩肌も火山らしくなってくる。




遊歩道を登りきると火口に出ます。




伽藍岳のトロイデ型活火山で

別府八湯の源泉になるんだよ。


火山なので設置された柵より中には入れませんが

それでも地球は生きてるって実感できる場所だ。




火山の主峰の伽藍岳は登山ルートもあるので

いつか登ってみようと思うけどここからの眺めだけでも

十分迫力を感じれます。





好きな場所なので過去に数回来てるけど

今日は湯だまりはありませんでした。





いつもならあの噴気が出てる下に

青い水が溜まってるのよ。





阿蘇山の噴気は有毒ですぐに立ち入り規制がかかるけど

ここの噴気は温泉そのものって感じ。

(一応有毒ガスも混じってると思うので風向きには注意しましょう)


たぶんここが一番酸性度が強い場所で

別府の街で源泉になるときに標高の高い温泉から徐々にペーハーが上がって

海岸の温泉になるとアルカリ単純泉になるって言うのも

温泉の不思議なところだ。



んじゃ、日が短いので

そろそろ帰路につきましょう。





週末なので国道で帰ると

車も多いかもしれないのでk617という三桁県道で

北上してるとちょっと寄りたい場所が。




県道からすこしだけ中に入ったところに

こんな看板を見付けました。




茜ちゃんを停めて矢印の方に入って見ると

たしかに丸太でできたブランコが。




いや、もっと高台の端っこで空を飛ぶ感じで遊べる

ブランコを想像してたよ。


丸太って書いてるけど

空中とか飛ぶなんて一言も書いて無いので

勝手に思い込んだわたしが悪いんだけども。


とは言いつつ誰もいないので遊ぶけどなー。




ちょうど日が陰ってインナージャケットを着たいタイミングだったので

ブランコの駐車場でしっかり着込んで安心院の街を通過。





オール裏道で抜けて

山国川を渡って福岡県。





上毛のコンビニで帰り用の

カロリー補給をしましょう。





スイーツとホット珈琲で一息ついたら

朝と同じく広域農道をすべて走って本庄池。





まだ明るい。





日没時間じゃないけど

西に山があるのでもう日陰になってる。





朝より寒くなったので

伐採山のTシャツを着る前に来てたTシャツも重ね着して

グリップヒーターもON。





犀川から赤村を抜けて

夏吉まで戻ったところで完全なマジックアワーになりました。

(地名がローカルすぎじゃろ)



後は先行する車のヘッドライトを頼りに

のんびりとガレージに帰還。



真っ暗だけどまだ18:30と思うと

やっぱりこの時期は損した気分になるツーリングでした。




出遅れ出発だったけど

それなりの距離は走れてたみたいだな。



では最近終わりに同じこと書いてる気がするけど

ラストじゃなかったらまたの御乗車をお待ち申し上げます。




◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆



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